デジタル表示機など、本館(1)に収容できないBCLラジオを集めました。
アナログチューニングの良さを残しながら、受信周波数をデジタル表示するものが多く、中々楽しいです。
ここに展示してある物は一部の例外を除き、自分で補修した完動品です。
PLL方式のBCLラジオ。
第1IF19MHz 第2IF455KHzのダブルスーパーヘテロダイン。
SW1〜SW29 MW FM 31バンド、中波と短波は1KHz直読。
各回路のブロックが個別にシールドされていて、変な回り込みも無く、
高性能、でもこれが修理する時泣かされる元。
とにかく贅沢なつくり。
ICF−6800 79,800円 1977年10月発売
ICF−6800A 81,800円 1981年3月発売
他に1978年6月発売のICF−6800Wがある、
これは定価99,800円。
写真上 6800A
写真下 6800
性能は中々良く、非常に魅力的だが、このラジオは大きな難点がある。
それは短波帯の受信不良があまりに多い事だ。
恐らく10台の6800が有ったら、動作するのは、1〜2台と思われる。
現在まで数多く見てきたが、修理しないで動作する6800は無い。
この故障修理は大変です、夏休みなど時間が充分ある時に挑戦する事を薦めます。
一見バンド切替SWの接触不良に見えるが、PLL回路の不良の可能性大なので、この症状の機械を買うのは出来れば敬遠した方が賢い、でもつい買ってしまいたくなる魅力がある。
故障の状況は新ラジオ資料館6800の修理体験記 6800Aの修理体験記をご覧ください。
なお1MHzの周波数切替えはスイッチでは無くて、バリコンが使われている、10MHzはスイッチ。
左の写真はMHz切替の4連バリコン。
他機種のバンド切替の接触不良と同じと勘違いし、修理は簡単だと思うと酷い目に会います。
また接触不良と勘違いしCRCなどは絶対かけないように!。
バリコンの容量が変わるらしく、後始末が大変です。
かけるとどうなるかはFRG-7の修理体験記もご覧ください。
どうしても修理する場合、全体をバラバラに分解する必要がある。
分解すると、元に戻すのも容易では無い。
壊しても良いと言う覚悟が無ければとても分解できません。
箱根の寄せ木細工の秘密の小箱みたいなつくりになっている。
とにかく基板を取り出すまでが大変。
この改良型がICF−6800Aと言われているが実体は不明。
6800AはPLL回路の故障が少ないようだが、0ではない。
なお短波帯が故障でも、FMとMWは異常無く受信できる。
この機種はMW帯のVFOと水晶制御のPLLを組み合わせて短波帯の局部発振に利用しているので、抜群の周波数安定度が期待できる。
しかしこの部分が壊れるので致命的だ。
分解途中の写真を示すが、ここまで分解するのが大変。
PLL回路はバンド切替えSW機構(写真中央
白い部分)
の下側に実装されている。
この部分が壊れている確率が高い。
したがって、さらに分解しないと修理不能。
不幸にも買ってしまって、どうしても修理したい人は、
下記を参考にして下さい。
5900や5800の修理の10倍近い時間と労力が必要です。
この修理にはサービスマニュアルとオシロスコープ(帯域は60MHz程度が欲しい)が必須です、無手勝流では無理です。
1)SWの局発はPLLとMWの局部発振の組み合わせになっている。
2)例えば、7MHzの受信をする設定をして、カウンターが8.7MHzくらいを示せば、PLLの故障の可能性大。
カウンターの表示例はBCLラジオの動作確認法を参照ください。
3)故障箇所は1箇所だけとは限りません。
4)プリセレクター部分の動作も確認の事。
5)とにかく元に戻せるよう
十分な配慮をして下さい。
6)ダイアルの糸が外れると元に戻すのが大変なので、慎重に。
7)後戻り出来るところで、止めておかぬと、MWとFMの受信も出来なくなります。
8)このラジオの修理は彼方此方分解しないと出来ないので、最初の故障箇所以外を壊す可能性が大きいです。
十分注意ください。
詳細はラジオ資料館のICF−6800分解写真と新ラジオ資料館6800の修理体験記 6800Aの修理体験記をご覧ください。
この修理は簡単だ!と思い込んでいる人がいますが、一度挑戦してみてください、良くわかります。
なおこの機種はランプ切れも多い、AC動作が多いので、ダイアル照明用のランプは常時点灯となり、
このランプが切れている事が多い(電池動作の場合は常時点灯せず)。
定格8V 50mAのランプに8.5V程度が加えられている、寿命の短い原因の1つ。
交換は可能だが、MWの受信部(短波帯のVFO部)と本体部分を切り離す必要がある。
たかがランプと侮ると大変。
9VのACアダプターを使えば、常時点灯しないので精神的に良い、これはお奨めです。
他にプリセレクターやカウンター不良が有る。カウンターの修理はICの入手が大変、お奨めできない。
カタログは資料室のソニーカタログをご覧ください。
このラジオは外観的には6800の弟分。
ICF−5900をデジタル表示にして、6800と同じケースに入れた感じ、したがって10.7MHz付近は受信できない。第2局発は水晶。
ただ5900とは回路やつくりが全然違うので、誤解の無いように。
SW1では1.6MHzから受信できる。
さらに第2 IFが固定なので、
受信出来ない範囲は多少狭くなっている。
5900に比べ、サブダイアルが無いので、
同調し易いよう減速比を大きくし、
さらにはずみ車を使った高級機構が装備されている。
このため操作感は抜群に良い。
ケースの本体と裏面のパネルはほとんど6800と同じ、前面のみ異なる。
但し、シャーシの取り付け方は6800と全然異なる。
安定度は6800より原理的には落ちるが、5900よりは良い可能性が高い。
FM | 76〜90MHz |
MW | 530〜1605KHz |
SW1 | 1.6〜10MHz |
SW2 | 11.5〜20MHz |
SW3 | 20〜29.5MHz |
54,800円 1978年2月発売
他にICF−6700L(1980年7月 64,800円)、ICF−6700W(1979年2月 64,800円)があるらしいが詳細不明。
ケースの開け方は、6800に近いが、何故こんなに保守性が悪いのか理解しがたいところがある。
故障は6800ほどではない、でもカウンターの暴走のごとき症状を示す事がある。
ICF−6800のFMはアナログ表示だが、これはFMまでデジタル表示。
これは発売時期が1年違うため、ICの改良の結果と思われる。
なお表示の誤差はICF−6500と同じと思われる、未確認。
メインダイアルのツマミに写真の如き「弾み車」がついている。
バリコンも真空管ラジオ用の大型エアーバリコンが使われている。
これは安定度を増す為か?。
このラジオもパイロットランプの断線が多い。
6800と同じ定格8V 50mAのランプが使われている。
使用感は素晴らしいが、修理したくないラジオの一つ。
カタログは資料室のソニーカタログをご覧ください。
アナログ機にデジタルカウンターをつけた移行期の製品。メインダイアルのツマミを手前に少し引くと微動機構が働く、中々凝った作りになっている。
デジタル表示は短波帯だけで、FMとMWは表示されない。スイッチを操作すれば、MWの受信周波数+455KHzを表示させる事が出来る。
BFOがついておりピッチコントロールまで可能。
アナログとデジタルの周波数校正用のツマミもある。
中々お金がかかっていると言う感じの機種。
飾っておいても楽しい。
SSGから外部端子に信号を入れて測定した感度はRF−2200の方が良いように感じる。
ただメーカー発表の数字では2200より高感度となっている。
この差の原因はアンテナ回路の結合コンデンサーの容量が違う為のようで、
実際に使用した時は2800の方が良い可能性が高い。
SWは第1IFは2MHz 第2IFは455KHzのダブルスーパー。
故障も比較的少なく、中古品を購入するには理想的。
なおこの機種は奇麗な中古品が入手出きる事がある。
でも殆どのものが油切れのごとき、キーキー音を発生する。
ダイアルの微動機構のせいだと言う説もあるが、表示機構が原因の事が多い。
他にシールドの関係か、4MHzなど、きりの良い周波数ではビート音が出る、デジタルカウンターとの干渉では無いかと思われる。
アナログとデジタルチューニングが両方楽しめる機種。
1977年5月発売 定価49,800円。
ダイアル駆動機構
この機種はデジタル表示ですが、アナログ機時代とおなじメカを搭載しています、内部構造を写真で紹介。
良く出来ています、何度見ても感心します。
同調:微動 ツマミを引き出したところ | 同調:速動 ツマミ正常位置 |
周波数表示について
このラジオは第1OSCの周波数を計測、カウント周波数−2MHzの表示をするICが使われています。
したがってSW帯の表示しか出来ません。
MWの場合、この−2MHzの機能を殺して、カウントしたものをそのまま表示する仕掛けです。
したがって594KHzを受信すると、+455の1,049KHz表示になります。
SW受信の表示はこの様に間接的に計算されますので、第2OSCが狂うと表示が少し違って来ます。
この修正はキャリブレーションツマミで行ないます。
普通は0の位置で校正できるはずですが、経年変化で大きくずれると調整不能になり、
内部の発振コイルを再調整する必要があります、このような現象の2800は結構多いです。
また発振周波数が温度で多少動きます、冬と夏ではCALの位置が少しずれる可能性があります。
MW帯の表示について
これは前面のSW以外に、裏側の隠しSWをONにしないと動作しない設計になっています。
表示は多少狂う事(1〜2KHz)があります。
原因はIFが455KHzから多少ずれたためで、IFTの狂いは調整可能ですが、
セラミックフイルターの経年変化の場合は修正が難しいです。
一般に455のIFが456〜457に変化している事が多い。
真面目に調整すると、殆どの2800でMW表示が1〜2KHz狂います。
隠しSWは続オークシによせての26)「完動品として売られた2800」に内部写真があります。
左端 やや上の位置にキャビネットに取り付けられた簡単なスライドSWが見えます、これが隠しSWです。
なおセラミックフイルターのピークにあわせて調整せず、無理に455にあわせると、周波数表示は正しいが、感度が悪くなる事が有ります。
定価 49800円 1977年発売
FM :76〜90MHz
MW:525〜1605KHz
SW1:3.2〜8MHz
SW2:8〜16MHz
SW3:16〜30MHz
注意
@この機種は同調時のキーキー音対策に分解する人が多く、基板を破損する例が極端に多いです、基板取り外しは細心の注意を!。
ネジが隠れたところについているのが原因と思われ、注意深く基板を外してください。
Aこの機種に使われているバリコンは2600と共通の物が使われています。
このポリバリコンは意外と壊れやすいようです、同じ容量の物は入手できるのですが、端子の位置が異なります。
基板のパターン変更をしないと交換できませんので修理は嫌らしいです、バリコン不良が疑われるものは購入を避けた方が無難です。
但し、2600に比べれば、このバリコンが壊れている確率は低い。
Bポリバリコンが壊れた2800の修理体験記をご覧ください。
2800の後継機と思われる。
使われている部品もチップ部品が基板の片側に使われていて組立てが一部自動化されたようだ。
両面基板が使われている。
また調整も自動化されたようで、手動調整では考えられない部品配置になっている。
松下のラジオとしてはこんな配置は珍しい。
RF回路の再調整を自分でやるには苦労した。
なおRF回路のQは比較的高いようだ。
調整前Sメーター指示2程度だった局が調整後、フルスケールになったのには驚いた。
デジタル表示はMW SW FM全てに対応している。
これは6800と6700の関係と同じで、
1年間のカウンター用ICの改良の結果と思われる。
表示は蛍光表示管で緑色。
なお周波数表示の誤差は2800と同じです。
特にMW受信時気になります。
ダイアルの微動機構はついていない。
これがこの機種の惜しいところ。
なお第1IFは3MHzのダブルスーパー。
局発は2回路でクーガ2200と同じように、上側と下側ヘテロダインで4バンドになっている。
BFOのピッチコントロールやSWのデジタルとアナログの校正用ツマミなどRF−2800と同じ様に準備されている。
2800の方が断然多く、こちらの方が珍品、入手難。
なおこの機種はバリコンの不良が多い、壊れると代わりの物を見つけるのは困難。
しかも壊れ方が尋常ではない、フイルム部分がマイカの粉状になる、バリコンそのものの修理は不可能です。
選局の途中 受信不良が発生する物は避けたほうが無難でしょう。
ポリバリコンが壊れた2600の修理体験記を参照ください。
どうもこれは使用上の不良と言うより、バリコンそのものの不良か、ラジオ組み立て時の処理不良と思われる。
(バリコンの外観は破損なし、化学薬品に侵された感じで誘電体フイルムが固化、破損している)
PVC−22K20T−5
定価 47800円 1978年発売
FM | 76〜90MHz |
MW | 525〜1605KHz |
SW1 | 3.9〜10MHz |
SW2 | 10〜16MHz |
SW3 | 16〜22MHz |
SW4 | 22〜28MHz |
最初見たときはプロシード2800と思ってしまった。
どうも2800の輸出版では無いかと思われる。
受信周波数は
FM :87.5〜108MHz
LW:150〜410KHz
MW:520〜1610KHz
SW1:3.2〜8MHz
SW2:8〜16MHz
SW3:16〜30MHz
プリセレクターがついている、中々快適である。
ソニーの6700よりは使いやすいかもしれない。
またACは110−125と220ー240V。
Panasonicブランド。
殆どのBCLラジオは複数台
手持ちが有るが、この機種は
1台のみ。
国内では相当に珍しい。
入手は逆輸入が良いでしょう。
小林 慎也さんから以下の情報をラジオ工房の掲示板に頂きました、有難うございました。下記に紹介します。
プロシード2800の輸出バージョンは幾つかあるようですが、
RF−2800(北米向け、5バンド、プロシード2800のFM周波数のみ変更)
RF−2900(北米向け、5バンド(LW無)、全波表示)
RF−2800LBS=DR28(欧州大陸向け、6バンド(LW有)、全波表示)
RF−2800LBE=DR28(上記の英国向け)
RF−2900LBS=DR29(欧州大陸向け、プリセレ付、6バンド(LW有)、全波表示)
RF−2900LBE=DR29(上記の英国向け)
この他に北米向けの電圧を変更して豪州向けにしたものや、マリンバンド(1.5−3.5MHz)を受信できるようにしたRF−2800Bという製品も少数あるそうです。
通信型のBCLラジオ、とにかく大きくて、重い。
特に奥行きが凄い、クーガ2200と比べて見てください。
金属ケースに入れられていて、まさに本格的。
MW用のバーアンテナが筐体の外につけられているのは家電メーカーのサービスか?。
4800(Dの無い物)は1977年にRFー2800と同時に発表されたとの事。
プロシード2800のツマミや同調機構とほぼ同じ物が使われているようだ、
余りに大きいので分解していないので正確には比較できない。
チューナー部分が2つに分けられている。
FM MW SW1が左側のダイアル、SW2〜SW8が右側のダイアル。
SW2〜SW8はチューニング速度が変えられる仕組みになっている。
ツマミを引き出せば微動、押し込んだ状態で速動。
アンテナトリマー、BFOピッチ、AM
ANL、AMとSSBの切替え等、
多くの機能があり、高い値段に相当すると思うが、いささかやり過ぎの観もある。
定価 99800円 (1979年発売、4800は1977年発売?)
FM | 76〜90MHz |
MW | 525〜1605KHz |
SW1 | 1.6〜3MHz |
SW2 | 3〜7MHz |
SW3 | 7〜11MHz |
SW4 | 11〜15MHz |
SW5 | 15〜19MHz |
SW6 | 19〜23MHz |
SW7 | 22〜26MHz |
SW8 | 26〜30MHz |
ナショナルのBCLラジオの広告はラジオ資料館「昭和54年のBCLラジオ」をご覧ください。
1KHz直読のBCLラジオ。
松下のラジオにしては、分解が大変で、あまり修理したくないラジオ。
2台修理したが懲り懲り。
あまり魅力が無いと思うのだが、人により好みが違うので。
FM 76〜108MHz
MW 525〜1605KHz
SW1〜29(1.6MHz〜30MHz)
定価 59800円 1981年発売
Voice of
Japanと大々的に宣伝されたラジオ。
10キー入力で受信できるラジオは民生用としては最初と思われる。
でもなんとなく抵抗がある、これは0ーV−1などでアナログチューニングをしてきたせいか。
受信周波数をテンキーで入力すれば、ハイOKと言うのが???。
沢山売れたらしく、現在でも入手容易。
でもキーが接触不良になっているものが多い、また液晶不良もある。
この機種は残念ながら、修理の経験は無い。
ICが多いのでパターンを追っかけて修理する事が出来ず、
修理の楽しみが無い。
一度分解したが降参した、残念。
修理マニュアルが入手出来れば、何とかなるかもしれない??。
でもこの機種を購入するくらいなら、最新機種を購入した方が良いかもしれない。
PLL機の特徴(短所か?)として、消費電流が多い。
使うには便利だが、電池は充電電池でも使ったほうが良いかもしれない。
受信周波数
FM 76〜108MHz
AM 153〜29999KHz
49800円 1980年発売
2001の改良型、アナログチューニングツマミもついている。
この機種は中々素晴らしい、でも音は良くないようだ。
実は自分も発売時購入した、でも殆ど使わなかった。
性能は良いのだろうが、アナログ人間には向かないのかな。
FM 76〜108MHz
AM 150〜29999KHz
AIR 116〜136MHz(AM)
69800円 1985年1月発売
(定価は66,000 と68,800説もある、調査中)
右側側面に音量調整とトーンの調整ボタンがある。
左側面にはアダプター端子、アンテナやイヤホーンジャックなど 感度切替SW メイン電源SWなど。
ICFー2001のコンパクト版みたいなもの。
ブックサイズラジオ。
なかなかの優れもの、外国に持ってゆくには良いかもしれない。
右側面にFINE TUNINGのスイッチがあり、SSBの復調時など、アナログダイアルで、微調可能、見かけによらず高機能。
0−V−1愛好者から見れば、こんなに簡単にと言う、逆の物足りなさはある。
アナログのメーターがついていれば理想的なのだが。
FM | 76〜108MHz |
AM | 153〜519KHz 522〜1,611KHz 1,615〜29,995KHz |
SSB/CW | 153〜29,995KHz |
定価46800円 1983年7月発売。
上側面には主電源スイッチ。
右側面の操作面。
音量調整 トーン 受信モード切替 ファインチューニングなど。
左側面の操作面。
感度切替SWもある。
アナログ感覚のデジタル機、ブックサイズ。
右上のツマミを操作して選局する。
ダイアル目盛りの指針は液晶表示で、多少違和感あり。
受信周波数は下記だが、上下に多少余裕がある。
34800円 1987年発売
FM | 76〜108MHz |
MW LW | 150〜1602KHz |
SW1 | 3.1〜3.5MHz |
SW2 | 3.7〜4.2MHz |
SW3 | 4.7〜5.1MHz |
SW4 | 5.8〜6.3MHz |
SW5 | 7〜7.4MHz |
SW6 | 9.4〜10.0MHz |
SW7 | 11.6〜12.1MHz |
SW8 | 13.4〜14.0MHz |
SW9 | 15.0〜15.6MHz |
SW10 | 17.5〜18.1MHz |
SW11 | 21.4〜21.9MHz |
SW12 | 25.5〜26.1KHz |
ソニー ICF−7600DS
ICFー7600Dの後継機。
外観以外は7600D(写真下参照)との違いは見つけられない。。
右側面にFINE TUNINGのスイッチがあり、SSBの復調時など、アナログダイアルで、微調可能、見かけによらず高機能。
アナログのメーターがついていれば理想的なのだが、相変わらず変更なし。
FM | 76〜108MHz |
AM | 153〜519KHz 522〜1,611KHz 1,615〜29,995KHz |
SSB/CW | 153〜29,995KHz |
定価44,800円 1987年5月発売。
カード式選局ラジオ、MWとSWのみ。
カードに10局までプリセット出来る、カードを交換すれば別のプリセット可。
周波数の直接入力も出来るが、カードが必要。
時間設定にも専用のカードが必要。
ブックサイズラジオ。
PLL方式だが、意外と消費電流が少ない、実用品。
MW | 531〜1710KHz |
SW | 3700〜17900KHz |
PLL方式のブックサイズラジオ。
受信周波数はAM 153〜29995KHzと76MHz〜108MHzのFM。
5KHzステップだが、SSB受信用などにファインチューニングが可能。
1990年発売 39,800円。
右側のようなケース(カバー)が準備されている。
中々の優れもの。
Sメーターがあればよいのだが。
ポケットサイズのBCLラジオ。
FM 76〜108MHz
AM 150〜29995KHz
単3 2本で動作。
ケース付で綺麗ですが動作しない。
残念ながらここまで小さいと修理は難しい。
1988年1月発売。
46,000円(セットで)。
ACアダプター イヤホーン アクティブアンテナAN−101。
Wide range antena AN-101と書かれている。
左端 アンテナモジュール。
中央 アンテナコントローラー。
右端 SW1本体。
ソニーのホームページにより。
FMステレオ/LW/MW/SW PLLシンセサイザーレシーバー
希望小売価格49,800円(税別)
最大で25の放送局名と125の周波数をプリセット可能
電源:乾電池(単3×4)、電灯線(付属ACアダプターAC100〜120/220〜240V、
50/60Hz)
大きさ:幅194×高さ127×奥行39mm
質量:900g(乾電池含む)
電池持続時間(SUM-3(NS)使用時):FMの場合約10時間
取説:英語・日本語
1991年11月発売。
49,800円
右側面の操作面。
左側面の操作面。
1991年9月発売。
74,800円。
アナログチューニング、デジタル表示のBCLラジオ。
ソニーのラジオには珍しい9V(単2 6本)動作。
同調はツマミを手前に引く事で、速動と微動に切り替えられる仕掛けになっている。
凝った作りになっているが、ICが使われていて、この故障に泣かされる事あり。
ICF−5900の第2局発を水晶発振にした仕組み。
アナログメータ付きで、使いやすいが、便利すぎて物足りないのが泣き所か。
製造が比較的新しい為か、中の部品配置はすっきりして少ない。
しかし修理部品の入手に苦労する。
周波数表示はMW SWともIFのセラミックフイルターの経年変化により、
少しずれて表示されます。
原因はRF−2800と同じですが、こちらは第2OSCが水晶のため、SWまで影響が及んでいます。
原理的に修理は可能ですが、現実は部品入手の関係で至難でしょう。
1981年10月発売 定価 33000円
FM | 76〜90MHz |
MW | 530〜1605KHz |
SW1 | 3.9〜10MHz |
SW2 | 11.7〜20MHz |
SW3 | 20〜28MHz |
中々の優れもの、デジタルダイレクト選局だけでなく、アナログチューニング(1KHz単位)まで出来る。
LWとAIRバンドもついている。
アナログメーターはついていないが、液晶表示のSメーターがついている。
意外と入手出来ない、あまり売れなかったのでしょうか?。
FM | 76〜108MHz |
MW | 522〜1611KHz |
SW | 1.615〜29.999MHz |
LW | 155〜519KHz |
AIR | 116〜136MHz |
49800円 (1986年発売)
B60の改良型と言われている。
BFO付き。
FM | 76〜108MHz |
MW | 522〜1611KHz |
SW | 1.615〜29.999MHz |
LW | 155〜519KHz |
これは小生の持ち物ではありません。
橋本さんの好意による写真。
1988年発売 39,800円
デジタルチューニングだがSSBの復調が可能。
時計とタイマー付き。
アナログダイアルによる、SSBファインチューニング機能付き。
液晶表示だがシグナルメーターがついている、
結構これが役立つ。
FM | 76〜108MHz |
MW | 522〜1611KHz |
SW | 1.620〜29.995MHz |
LW | 144〜288KHz |
USB LSBの受信が可能。
単2 6本 9V動作 AC電源内臓。
ダイアルツマミは速緩切替可。
FM | 76〜108MHz |
MW | 525〜1605KHz |
SW1 | 1.6〜4.0MHz |
SW2 | 4.0〜10.0MHz |
SW3 | 10.0〜20.0MHz |
SW4 | 20.0〜30.0MHz |
これはBCLラジオとは言えぬのかもしれない。
とにかく重い、値段も高い。
これは現在未整備なので詳細情報はありません。
1975年発売 320000円
カタログは資料室のソニーカタログをご覧ください。
凄い大きさ、よせば良いのに見かけたらまた買ってしまった。
スタンバイSWまで付いている、送信機と組み合わせて使うつもりか?。
ラックマウントタイプの無線機を思わせるが、ラックマウントでは無い。
どうもこの機種はマイナーなためか殆ど見かけない。
ラジオ日本か何かのパンフレットに掲載されていたのを見たことはあるが。
1978年発売 89,800円
現在未整備の為 これ以上の情報はありません。
2001年8月21日修正
2002年3月21日
2002年3月30日
2002年5月5日
2002年11月3日
2003年8月15日 6800 6700 2800 2600など修正。
2003年9月1日リンク追加。
2003年9月23日DR−29の説明追加。
2003年10月8日 カウンター表示について追記。
2004年2月9日 2800修理例のリンク追加。
2004年3月23日
2005年1月17日2800の記載事項を追加。
2005年6月17日 2600にバリコンの不良を追加。
2005年8月17日
2006年10月2日2800の写真を追加すると共に、記載事項を追加訂正。
2007年8月27日:17590 RF−2800のバリコン不良を追記。
2009年2月13日:2800の写真を交換
2009年11月16日:45,065
2009年11月17日:45,127 写真を交換 機種も追加。
2010年8月9日:53,478 2600と2800のポリバリコン修理記事の追加。
WONTED
行方不明のRF−9000を尾崎さんが探しています。
こころあたりの方は管理人宛ご連絡ください。
先方より、米国よりUSPS
Groundで送付したRF9000のシリアル番号の連絡がありました。 探しているRF9000(海外モデル)のシリアル番号は’000548’です。 海外モデルなのでFMの受信範囲が88Mから108Mになっているとおもいます。 なにか情報がありましたらご連絡いただきたいとおもいます。 2007年6月1日 ラジオ工房掲示板の投稿より |
2008年9月4日:30,000で再スタート
2013年4月24日:91,143 バリコンの画像を追加。
2014年12月27日OCNのホームページサービス停止により http://www31.ocn.ne.jp/~radiokobo/から こちらに移転しました。
2015年1月14日:109,966
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