真空管ラジオの修理 日立 S−539の修理


キャビネットから外したシャーシ部分。
ケミコンテスターで試験、ケミコンはOk、結合コンデンサーは一部交換。

35W4代用真空管で動作試験。


ツマミに割れが見つかりましたので、接着後極薄のビニールテープで保護した。


動作試験をしたところ、音量が小さくなりません。
VRの残留抵抗(左側に回しきった位置)が数十KΩ有ります。
これではどうしようもないので、新品に交換しました。
長さが違いますので、内径6mmφのパイプを使って延長します。


延長したVRのシャフト。



キャビネットにいれた状態のS−539.
トラッキング調整がこの状態で出来るので、
目盛りあわせも快適に出来た。
意外とこのように配慮されたラジオは珍しい。


短波帯の調整中の写真。

このラジオは満足できる調整が出来ました。


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2003年10月20日

2005年8月16日移転

2006年6月24日移転

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ラジオ工房修理メモ

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