ラジオ工房 代用真空管の作り方に移転しました、更新はそちらでします。
試験用に本物の代わりをする真空管が欲しい事があります。
@ 本物は高価である、動作試験時に壊す恐れがある。
A 手持ちに真空管が無い時に代用品を作る。
基本的にはSTベースとmTソケットを組み合わせたアダプターの一種です。
写真を見たら作れると思うので、詳細説明は省略します。
ご質問はラジオ工房掲示板に実名でどうぞ。
真空管の修理方法はこの写真も参考にしてください。
6W-C5
6WC5(-は省略 以下同じ)は6SA7GTをSTに焼き直したものです。
6BE6で充分代用できます。
なお調整時は本物でやったほうが無難です、
これは電極間の容量が本物と違う可能性があるためです。
6WC5 | 6BE6 |
6Z-DH3A
6ZDH3Aは6SQ7GTをSTに焼き直したものです。
6AV6で代用します。
なお調整時は本物でやったほうが無難です、
これは電極間の容量が本物と違う可能性があるためです。
6ZDH3A | 6AV6 |
6Z-P1 42
6ZP1は出来れば6AK6を使えば更に良いのですが、
面倒なので6AR5を利用、6ZP1 42兼用としています。
調整時もこのまま使います。
42 6ZP1 | 6AR5 |
12F
シリコンダイオードに数百オームの抵抗を直列に入れてあります。
抵抗は思ったより発熱するので注意が必要です。
シリコンダイオードは手持ちの1000V 1Aのものです。
12F |
6E5
最近では貴重品になった6E5です。
調整に良く使いますので、代用品は必須です。
アダプターに挿されているので、消耗するより、破損の可能性が大きいです。
6R-E13を利用しています。
6E5 | 6R-E13 |
xx XXX
47B
33を利用した47B代用品。
アメリカ製の33は少し大きいのが玉に瑕。
一度ベースを外して、抵抗を組み込み、再組み立て。
(ベース部分に1Ωの抵抗2本が入れてあります)
中の仕組みは下記アダプター参照ください。
アメリカ製は意外とベースが外れ難いので苦労します。
48B | 33 |
試験用に製作したアダプターです。
33を挿せば電気的に47Bに変身します。
ヒーター端子に1オームの抵抗が入れてあります。
(写真参照ください)
12A 26B
6G6Gを挿せば、12A(12AKと言った方が正確)に変身。
これは使ってみました。
惜しむらくは傍熱管であるところです。
6.3Vの6G6Gは5Vでも充分動作します。
12A | 6G6G | 26B |
26B代用品は5676を使います、試験的には使えました。
ただヒーター電圧は1.25Vのところに1.5V加えていますので、
常用するなら抵抗を入れて落としたほうが良いでしょう。
試験はヘルメス420B型でやってみました。
25M−K15
35W4の断線は多いのですが、殆どがの4と6ピンの間が断線しています。
(ヒータータップの断線球)
この廃物利用がこれです。
念のため6ピンの脚は短くしてあります。
ソケットにさす時はご注意ください。
ラジオによっては遊びピンを中継端子に流用していますので、
用心のためです。
25M−K15 | 35W4 |
35W4
35W4の代用品です。
パイロットランプ用タップ付き。
mTレススーパーを修理する時は必需品です。
レス球で断線しやすいのは35W4です。
いきなり本物で試験すると悲劇になりやすい。
ただ抵抗は熱くなります、注意してください。
mT 7ピンプラグの内部。
部品はダイオード。
この場合抵抗はスペースの関係で入れてありません。
出来れば100Ω程度入れたいところです。
更に電流計を入れておけば試験時更に便利でしょう。
35W4 |
35Z5 GT/M
35Z5の手持ちが無かったので、急遽作った代用品。
35Z5/M(初期の松下製)はヒータータップがありませんので、
35W4のヒータータップ断線球を利用しました。
エミ減の80を壊して、試験用の80代用真空管を作りました。
最初はシリコンダイオードだけで作りましたが、
出力電圧が高過ぎるので470Ωの抵抗をそれぞれダイオードに直列に入れました。
RF増幅つきのスーパーに使用して、ほぼ80と同じ出力電圧が得られました。
ダイオードのみ 310V(出力電圧)
ダイオード+R 250V
80 260V
抵抗が発熱しますので注意が必要です。
5M−K9をUXベースに搭載したもの。
80BK 80HK |
5M−K9 |
5R−K16をUXベースに搭載。
80K | 5R−K16 |
2003年9月15日
2003年9月16日
2003年12月5日
2003年12月17日
2004年11月3日 80を追加。
2005年1月18日 80BKと80Kを追加。
2005年1月19日 25M−K15を追加。
2006年8月5日よりカウント
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