最近マジックアイが高騰していて 気軽に使えません。
先日 ラジオ工房掲示板に下記のような投稿がありました。
ついでに蛍光表示管の利用についても掲載します。
| マジックアイ代用のLED 投稿者:村田 投稿日:2011年 7月 7日(木)21時50分23秒 マジックアイの代用となるLED表示の回路が欲しいです。 出来るだけ簡単なのがいいです。 よろしくご教示下さい。 |
いろいろ試作してみた結果を下記のようにまとめたので報告します。
なおAVC電圧はマイナスなので、半導体を駆動するにはマイナス電源が望ましいです。
トランス付ラジオの場合、ヒーター電圧の6.3Vを整流してマイナス電源を作ると簡単です。
トランスレスの場合 マイナス電源を作るのが難しいので 30A5や35C5などの出力管のカソード電圧を利用します。
ただ電圧が+なので、工夫が必要です、どうするかはレスラジオ用の項をご覧ください。
マジックアイもご覧ください。
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6E5代用品の製作

6E5の代わりに組み込んでみました。
明るすぎる感じがしました。
受信しない場合は当然滅灯します。
なかなか快適です。

本物のマジックアイを組み込んだところ。
6E5代用LED表示器の参考回路図です。

PNPトランジスターを2個使った回路です。
ダーリントン接続にしないと、増幅率の関係で不都合です。
トランジスターや発光ダイオードなど手持ちのものをご利用ください。
ただTRはHfeは100以上のものを使ってください。
ダイオードやケミコンも手持ちのものを使ってください。
なお高周波の回り込みがある場合は、
入力回路に適当なコンデンサーをいれてバイパスさせてください。
抵抗値を適当に選べば、輝度の変化も明確に表示できるでしょう。
ただ注意することは5番ピンと6番ピンにラジオのアースが接続されている前提で作られています。
配線上ほとんどのラジオはこのように配線されていますが、例外も考えられるので、
使う前に確認してください。

回路は基板に組み込みましたが、工夫をしてそのまま差し替えられるようにすると便利でしょう。
先端に半透明のカバーをかけないと眩しすぎる感じがします。

FETは2SJ177を使いましたが、同じ2SJなら入手できるものを使ってください。
下の画像は6V電源なので300Ωを使いましたが、6.3Vを整流すると9V近くになりますので、
LEDに流れる電流と明るさを考えて抵抗値は選んでください。
最近の超高輝度LEDは明るいので1KΩ以上でも大丈夫です。
ダイオードはシリコンであれば小型のもので大丈夫です。
原理実験した時の画像です。
トランスレスラジオに使う場合の回路図。

トランスレススーパー用の回路図です。
+電源しか得られませんので、出力管のカソードを0Vとし、
アースをマイナス電源と見立てて利用します。
この為 ダイオードを直列に接続して、バイアス電圧(普通5〜6V)を打ち消します。
ダイオードの1S88はシリコンであれば手持ちのものをそのままご利用ください。
7個直列に接続したのはカソード電圧を打ち消すためのもので、
各自 実験して本数は決めてください。
計算上は1本0.7Vの電圧を打ち消します。
ダイオードを入れないと、受信しないのに点灯するなどの副作用があります。
AVC電圧はVRのホット側から取り出してください。
この方がAVC電圧に対する影響が少ないです。
なお発光ダイオードは超高輝度タイプを利用し(1〜2mAで光る)、
電流は30A5のカソード電圧に大きな変動を与えない範囲で使用した方が無難です。
この為に300Ωの抵抗は試験しながら最適値を決めてください。
蛍光ネオン管を同調表示に使った例
mT管トランスレススーパー
真空管式スーパーラジオ徹底ガイド142ページに詳細説明があります。


蛍光ネオン管を同調表示に使う回路図です。
ただこの方式だとヒステリシスがありますので、
改良した回路図も書籍には記載しています(146ページ)。
| 蛍光ネオンの輝度は受信する電波の強さに比例します | ||
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| 離調時 | 電波が弱い | 電波が強い |
マジックアイが暗い場合、このような方法でも甦らせることも可能です。
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/repair/sanyo-ss-93.html
蛍光ネオン管
本格的なマジックアイもどきの作例は近藤さんのホームページにあります。
回路図は水魚堂のBCS3Vを、部品ライブラリーはthe Radio Shack(水落さん)のものを使わせていただきました。
2011年10月5日
2011年10月6日