BCLラジオの修理体験記 スカイセンサー 5500A   

 この修理体験記は下手な文章で故障状況をまとめたものです。
このページは修理方法の教科書ではありません、読んだだけで修理できると誤解しないでください。
修理した台数の積み重ねがノウハウとなります、このページを見て修理出来ないと言われても心外です。
当方はメーカーのサービス機関でもありません、ラジオ大好きおじさんにすぎません。
さらに最後の仕上げは心を込めて調整しています、この部分を省略するプロも多いです、ご用心。
サービスマニュアルを熟読して挑戦してください。
 



このスカイセンサー5500Aは修理と言うより清掃と調整をしました。

裏側の基板面
中央 上側の黒い部分が水晶ホルダー
現在はダミーが挿入されている。


5500A修理その2

珍しく5500Aの修理です。
@アンテナが折れてポップ アップしない
Aランプは切れている
BVRのがり。

オリジナルのアンテナはありません、別のものをつけるしかないと返事したら、
5500Aを完全にしたいので、別の5500も一緒に送り、このアンテナを5500Aにつけて欲しいと言うご希望です。
これはアンテナのネジさえ外せれば、比較的簡単なので(ケースを開ける必要もありません)、気軽に引き受けたのですが、
世の中そんなに甘くありません。
アンテナの本体部分のネジを苦労して外し(ここが一番厭らしいところ)、アンテナの本体を無事交換し終えました。
さてケースをあけて、ランプの交換や調整をしようとしたら、アンテナがスムーズに収納できません。
無理やり押さえ込むと入るのですが、入り口で引っかかります。
おかしいと思って根元(基の部分)と取付金具を外してみました。


写真上が今回の修理品の取付金具。
下が手持ちの金具。
右の窓の部分を注目ください。
正常なものは窓に銅のスリーブが入っています。
今回の修理品はこれがありません。
普通これは紛失するはずのないものです。

どうも以前誰かが中をばらした可能性があります。

右側のねじ山はシャーシに固定する為のもの、
ここにナットがつく。

写真上
アンテナの本体部分は右端に挿入され、ネジで固定される。
銅のスリーブ部分に コの字型のバネがつき、
これでアンテナ本体に適度のブレーキをかける仕掛け。
銅のスリーブがないと本体と根元のくびれ部分がこのバネを通過する時、
引っかかるので、アンテナが収納できなくなる。

手持ちの金具と交換しました。
でもこの交換は手間がかかります、
基板をシャーシ部分(構造体)から外さないとこの金具は本体から取り出せません。
あまり真似をしないほうが無難です、元に戻せなくなっても知りません。

なおアンテナは本体部分と根元の部分がネジ止めされています、稀に簡単に外れるのですが、
大部分は硬くて、ねじ山を壊すことが多いです。
ネジさえ外せれば、簡単に本体部分は交換できます。
充分注意して、ネジを外すことを考えてください。
実は予備品はねじ山を壊して、外せなくて大変でした。
結局ボール盤でネジに穴を開けて、今回使わない部分を壊すことで やっと必要な金具だけ取り出しました。

このネジを緩めれば、アンテナの本体部分は交換できる。
ただしこれを失敗し、ねじ山をつぶすと困ったことになります。
ある程度危険覚悟でやってください。

5500A修理その3(2014年10月22日)

中波がうまく受信できないということで 軽症と思ったのですが、修理してみると意外と大変でした。
念のため トランジスターはQ4 Q5 Q7 Q8 Q9と5個交換しました。
これで大丈夫と通電してみたのですが FMがうまく受信できません。
マイク(送信)切替スイッチの接触不良が有るようです。
この対策を済ませると 動作がなんとなくおかしいのです。
更に調べてゆくと パターン切れを起こしていました。

下図は修理完了後JOAKを受信しているところです。



パターン切れ
パターンに傷があることは見れば判るのですが、見かけ上大丈夫そうでした、
しかしテスターで測定すると導通がない部分があります。
この程度の傷はよくあることなのですが、傷の深さに個体差があるのですね。



汚れた部分を磨いてみると



BCLラジオの修理をご希望の方はラジオ修理工房をご覧ください、メールには住所 氏名をお忘れなく。

2001年10月1日更新
2003年1月24日

2006年6月26日

2007年4月10日

2014年10月22日:3,483





ラジオ工房BCL1へ

radiokobo-all