スタンダード STANDARD トランジスターラジオ

STANDARD トランジスターラジオ SR−H100R

銘板には2T73(ソニー) 2T73(ソニー) HJ22×2(日立以下同じ) HJ15 HJ17×2 となっているが、実際はソニーの石は1個のみ。 また一部のAFの石はRCAの石も括弧して記入してある。
当時はトランジスターの量産に成功したのは、ソニーの次は日立だったようで、他社にまで供給している例が多い。
30年代初期はトランジスターの確保が大変で、真空管の大メーカーの東芝と松下はトランジスターの量産がおくれた。

BC 535〜1605KC
SW 3.8〜10MC





STANDARD トランジスターラジオ SR−Q103


2バンドラジオで短波は12Mcまである。
RF増幅つきで3連バリコン使用の高級機。
扁平のトランジスターを使った2バンドラジオで12Mcまであるのは比較的珍しい。


トランジスターは日立の物が使われている。

STANDARD トランジスターラジオ SR−F25

機銘板にはHJ23 HJ22 HJ15など日立のトランジスターラジオとRCAのトランジスター名前が双方書いてあるが現物はTENの丸カンのトランジスター等が使われている。
この当時はトランジスターの入手がセットメーカーでは大変だったようだ。
なおTENはトランジスターはSONYと同じ程度に商品化したが、現物は意外に少ない。
量産する資金が不足していたのかもしれない。

 


この時代流行の基板面が裏側の部品配置。
部品が見えないのが残念。

スタンダード トランジスターラジオ SRG700


7石2バンド。




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2005年8月16日 引越してきました

トランジスターラジオの修理体験記

スタンダードのトランジスターラジオの続き





2007年1月6日:新ラジオ資料館に引越し

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