トランジスターラジオの修理をしました。
知人がお店で購入したトランジスターラジオの調子が悪いと言うことで購入価格で譲ってくれました。
ガリガリ音はするのですが、音声は小さくVRの調子も悪いようです。
外観は凄く綺麗です。
でも綺麗なラジオは怖いと言うのはBCLラジオだけではなかったようです。
結局修理に2週間もかかってしまいました。
てっきりVRの不良と思って、分解してみました。
写真でもわかるように手が加えられています。
後で聞いた話では お店の人がCRCをかけたらしい。
どうも多少器用な人はCRCをかける癖があるようです。
一時的に良くなることが有るためでしょう。
予備のVR。
どうも手持ちのVRを捜したのですが、
寸法的に互換性のあるものがありません。
秋葉原で2週間にわたり
捜したのですが、駄目でした。
偶々友人が手持ちのものを譲ってくれたので助かりました。
早速VRを交換しました。
VRを交換してもまだ小さな音しか出ません。
回路を追いかけて行くと、故障箇所がわかりました。
半導体不良です。
先日修理したナショナルの6石スーパーも偶然同じ部品でした。
ソニーの初期のラジオはゲルマでもNPNタイプが多いので、
現在からみるとわかり易い。
他社はほとんどがPNPタイプで、コレクターにマイナス電圧がかかる。
真空管ラジオから入った小生としてはどうも取り付きにくい。
(先日ナショナルの6石ラジオの修理をしたが、多少戸惑った)
でも小さいので往生しました、老眼には良くありません。
もう小さなものは修理したくないです。
2002年3月3日
2002年3月18日
2006年8月5日よりカウント
radiokobo-all