ソニー トランジスターラジオ TFM−110Fの修理


このラジオは分解が大変です。
簡単に修理しようと思わない方が無難です。
壊すのではないかと心配しながら分解する必要があります。



開けてしまえば、トラッキング調整は非常にやりやすい。
これは良く考えてある。

MWの目盛りが2〜30KCずれている事が多い。
どうも発振コイルの経年変化と思われる。


普通だとここまで準備できるとほぼ終了だが、
この110Fはそうは問屋が卸さない。
実践してみると良くわかります。
これから組み立てまで苦労します。




このラジオの回路図は山田 泰三さんの「入門トランジスター回路」にあります。
でも狭い部分に部品が実装されているので、
不良箇所を見つけるのは至難。


彼方此方にネジがあります、
順序よく組み込まないとまたばらすことになります。


修理完了。

2002年6月29日

ラジオ工房TRラジオ博物館1へ



2006年8月5日よりカウント

radiokobo-all