昭和38年2月発売で定価9,800円。
単2 3本で動作。
2バンドで535〜1605KHz、3.9M〜12MHz。
使用トランジスターはゲルマタイプ。
2SA70(OSC) 2SA70(MIX) 2SC76 2SC76 1T23 2SB64 2SB65? 2SB379×2
回路図がありませんので、部品と裏側のパターンで回路をおいかけて行きます。
VRから信号を入れるとスピーカーから音が出ますので、AF回路は大丈夫、順次前段に追いかけてゆきます。
丸印の部分でエミッタの電圧がおかしな値なので、不良と解りました。
取り外した2SA70。
偶々同じものの手持ちが有りよかったです。
製造後半世紀近く経過していますので、IFTを再調整します。
その後MWとSWの目盛りをあわせ、トラッキング調整をします。
資料が全くありませんので、時間をかけて現物を解析し、
発振コイルやRFトリマの位置を確定します。
念のため 写真に各部の記号を付加しておきました、参考にしてください。
これだけ丁寧に調整すると 感度が向上します。
写真は調整中のもの、クリップで電源を供給中。
2007年11月27日
radiokobo-all