サンヨーの6C−22の修理です。
このラジオは昭和34年頃の製造と思われます。
「日本最初のナイロンキャビネット」を謳い文句に宣伝されていました。
定価 7,700円です。
分解してみると、非常に上手く作られています。
サンヨー製ですが、当時のソニーの物に比べ、保守性は良いようです。
TRは2SXXタイプです、2SAXXではありません。
調べてみると、故障の原因はケミコンの容量抜けでした。
当時のケミコンは壊れやすいようです。
ケミコンを全数交換して、修理完了しました。
修理完了してみると、音が時々 途切れます。
調べてみるとVRの接触不良のようです。
交換したかったのですが、組み込みの金具の位置が特殊で、
交換できませんでした、残念。
東芝製のトランジスター利用。
2S52 2S49 2S53 2S54 2S56×2
VRの写真。
組み込み方が問題。
2009年2月3日
2009年2月4日:41
radiokobo-all