ラジオの修理を自分でやる方は真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦!、や真空管式スーパーラジオ徹底ガイドも参考にしてください。 不明な点はラジオ工房掲示板に実名で投稿ください、修理ノウハウの提供は無償です。 初歩的なことでも結構です、ただし他人が解るように書いてください(神様や占い師にするような経緯を省略した質問は返事不能です)。 当方に依頼される方はラジオ修理工房をご覧ください、こちらは有償です。 |
デザインが面白いので買ってきました、心持大きいです。
外観は汚れがありますが、製造後半世紀を経過した物としては比較的奇麗です。
分解して洗剤で洗いましたが、多少汚れが残っています。
惜しむらくはツマミの化粧金具が1個紛失している事でしょう。
金色のペイントか金紙で補修する必要があります。
シャーシを固定するボスが1個壊れていましたが、これはエポキシで接着して解決。
修理前のシャーシ内部。
修理完了後のシャーシ内部。
出力管のグリッドの結合コンデンサーを交換する程度でOKでした。
ただ3Aのヒューズが取り付けられていたのには吃驚、1Aに交換しました。
試験してOKでしたが、念のためAC回路のコンデンサーを認定品に交換しておいた。
調整中のうぐいすBS.
このラジオは12BE6 12BA6 12AV6 30A5 35W4の構成ですが、トランス付です。
デザイン上ランプを沢山使うのと、出力を増加させる為、オートトランス式でB電源を得ています。
贅沢なような不思議な構成のラジオ。
スピーカーも2個ついています。
なおトランスは相当熱を持ちます。
レスラジオを修理する時PLをビニール袋に入れておくとショート防止に役立ちます。
2005年6月27日修正
2006年6月24日移転
修理のノウハウは「真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦!」をご覧ください。
ラジオ工房修理メモ
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