ナショナル R−52受信機の修理

戦後 家族で楽しんだラジオの残骸を実家で見つけたので修復して欲しいとのこと。
しらべて見ると松下がラジオを作り始めた頃の最高級受信機とわかり 
費用がかかるので やめるように薦めたがどうしてもと言うことで引き受けたもの。
昭和9年に発売していた ラジオで オリジナルは235 235 224 247 80の5球です。
ただオリジナルの回路図もありません、それと悪いことにB巻線の電圧が異常に高いのです。
表示は375Vですが 80でも整流後400V近くは出そうです。

さらに悪いことに出力管は247が2A5に変えられています、その代わり整流管は80Kになっています。













修理完了後のシャーシ内部


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(中津)




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