Nationalの BX-300 という型番で、数分間だけですが自宅で動作のチェックをしてみると 次のことがわかりました。 受信:OK (NHK、ニッポン放送、FEN、TBS、文化放送などが入感) ボリューム調整:OK バンド切替え:OK (中波、短波) パイロットランプ:NG 点灯せず 電源コード:途中で切断され、別のものが繋げれている なお、中は50年分のホコリが溜まっており掃除しました。パーツにこびり付いた汚れがとれません。 底面に回路図が付いていますが、紙が劣化していてほとんど読めません。 数分間のテストでは問題なく動いているように感じますが、50年も前のラジオのため このまま使用するには安全面に非常に不安があります。 私は毎日AMラジオを聴く習慣があるのですが、このラジオを安全に使用できるよう、 内尾様に点検ならびにメンテナンスをして頂くことは可能でしょうか。 |
12BE6 12BA6 12AV6 30A5 35W4の5球式スーパー。
シャーシが縦型なので、比較的後期の製品と思われる。
このラジオは脚が折れているようだ、前面が少し短くなっている。
前脚にゴムキャップを被せるなどの細工が必要です。
写真は動作試験中のBX-300.
ラジオの修理を自分でやる方は このホームページの他真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦!、や真空管式スーパーラジオ徹底ガイドも参考にしてください。 不明な点はラジオ工房掲示板に実名で投稿ください、修理ノウハウの提供は無償です。 初歩的なことでも結構です、ただし他人が解るように書いてください(神様や占い師にするような経緯を省略した質問は返事不能です)。 当方に依頼される方はラジオ修理工房をご覧ください、こちらは有償です。 |
2009年11月30日
ラジオ工房修理メモ
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