ナショナル BX-230 5球スーパー 修理体験記

ナショナルのST管スーパーです。
使われている真空管は6WC5 6D6 6ZDH3A 42 80BK 6E5です。
このラジオは器用な素人が修理した形跡があります。
42のグリッドのカップリングコンデンサーが交換されています。
さらにダイアル糸が黄色の水糸に交換されています、結構綺麗に交換されているのでそのまま使うことにしました。
AC電源コードは途中で接続され ゴムブッシュも破損していたので、この部分を安全のため修理しました。


修理直前のシャーシ内部です。


AC電源回路のコンデンサーは安全のため、安全規格合格のものに交換しました。
アンテナリードが数十cm程度しかないので、これも数m接続しました。
受信する場合、出来れば屋外にアンテナを張ってください。
東京近郊なら屋内にリード線を這わせるだけで受信できるはずですが、
マンションなど鉄筋の建物の場合は、屋外にアンテナを張る必要があります。


今回交換した部品です。
ランプが1個断線していました。
真空管はグリッドキャップを修理した跡がありましたが、GMが極端に低下しているので交換しました。













 ラジオの修理を自分でやる方は このホームページの他真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦!、や真空管式スーパーラジオ徹底ガイドも参考にしてください。
不明な点はラジオ工房掲示板に実名で投稿ください、修理ノウハウの提供は無償です。
初歩的なことでも結構です、ただし他人が解るように書いてください(神様や占い師にするような経緯を省略した質問は返事不能です)。

当方に依頼される方はラジオ修理工房をご覧ください、こちらは有償です。
 


2010年11月21日





ラジオ工房修理メモ

radiokobo-all