このラジオはミュー同調になっています。
アンテナコイルと 発振コイルの中のコアが連動して動きます。
617Aの修理体験記をご覧ください。
管理人の注)
PUの切替に使われているSW付VRは現在入手困難です。
このSWは2回路を同時にON(この回路の場合 アースする)仕組みになっています。
端子が3個あり、1個はアース、他の2個はPU端子ともう1つはカソードバイアスのアース側に接続されています。
ラジオを受信する場合、PU端子をアースすると共にカソードの300Ωをアースに接続させて、6D6を動作させます。
なぜややこしい回路にしたかというと、普通の切替SW方式(1回路2接点)では浮遊容量で結合し、ラジオが混線してPUを使う時不便なのです。
ただ多少問題は有ります、ラジオの混線は無くなりますが、6D6のカソードが浮くので、6W−C5のG2 G4電圧が高くなりすぎる欠点があります。
長時間 PUのみ動作せせるのは望ましくないでしょう。
これを防止する為、OSCコイルのアース側も同時にON OFFするラジオ(例えば東芝519Aなど)もあります。
2004年12月3日
2006年2月21日
2006年6月21日
2006年6月24日
2007年9月5日:432
2006年8月5日よりカウント
ラジオ資料館のラジオ配線図集1
ラジオ資料館のラジオ配線図集2
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