仕様についてはBCLラジオ博物館1をご覧ください。
神奈川県のNさんの依頼で、久しぶりにFRG−7の修理をしました。
何とか快適に受信できるようになりました。
でも操作性はお世辞にも良いとは言えません。
さらにMHz台を選択する時 LOCKランプが消える位置に設定する必要があるのが、なんとなく違和感があります。
常識的にはランプが点灯する位置とすべきでしょう。
そう言えばATTの表現も分りにくいです。
DX−NOR−LOCAL表示で、DXにもアッテネターが入ります。
慣れてしまえばなんでもないのでしょうが。
感度はスカイセンサー5900より良い感じでした。
周波数読み取りは100KHzのマーカーがあれば、10(5)KHz刻みで読めるのですが、このままでは無理なようです。
読み取り精度については新ラジオ資料館の「FRG−7の修理」に記載。
上面から見たFRG‐7
右側は電池ケース。
FRG−7の修理はこれが3台目です。
どうも改造機に出会うチャンスが多く、3台の内2台が改造機でした。
このラジオも改造してありました。
凄い空中配線で、ビニール線の接続部が剥き出しでした。
故障が心配なので、剥き出し部分をテープで覆うとともに、
バンドで別の線に固定することで、セラフイルがあまり動かない程度に固定しました。
写真上が処置前
写真下が処置後
このラジオは幸い改造でも動作していましたが、以前修理したものは
改造に失敗して、メーカーからも断られたものでした。
皆さん危険な改造はしないようにしましょう。
平成13年4月12日
2003年1月3日リンク修正
修理例はのBCLラジオの修理体験記にもあります。
radiokobo-all