最初は正常だが 時間経過とともにおかしな現象が発生するというラジオです。
確かに 最初はまじめに動作していましたが、途中からうなりが発生、さらにラジオをたたくと大きな音が出ます。
ラジオにマイクが組み込まれたような現象です。
PUのアース線へTRラジオ用のコンデンサーが使われていたので、
耐圧の高いものに交換しました。
仮に ダイアル目盛を紙に書いて、添付し調整しているところ。
ただこの方式のラジオはキャビネットに組み込む時に苦労します。
なかなかうまく組み込めないのです。
原因はこの真空管の不良でした。
わかってみればなんだといいうことですが、切り分けに苦労しました。
よく見ると カソードの被膜が剥がれています。
原因は不明ですが、無理な使い方をしたのではと思われます。
ナショナル GX-230真空管ラジオ回路図
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