ビクター真空管ラジオ 5A−2207の修理体験記

 ラジオの修理を自分でやる方は真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦!、や真空管式スーパーラジオ徹底ガイドも参考にしてください。
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当方に依頼される方はラジオ修理工房をご覧ください、こちらは有償です。
 


昔 誰かが改造して、外部スピーカーを接続して使用していたようです。
ダイアル部分の電線はその時の残骸です。

上記の拡大画像です、マジックインキで印がつけられています。



機械部分を取り出したところ。


修理前のシャーシ内部です。
ペーパーコンデンサーのリークが酷かったです。


パネルの文字盤部分は取り外して、
マジックインキの部分を消すとともに、内部を清掃しました。
結構綺麗になりました。


ペーパーコンデンサーを全て交換しました。
バンド切替スイッチは接触不良がありましたが、
数十回動作させているうちに回復しました。
ダイアルの糸も切れていたので、張り替えました。
ダイアルの糸掛図が添付されているので、助かりました。
IFの調整 目盛りあわせ、トラッキング調整をして、修理完了です。
SWの目盛りあわせで、多少苦労しました。
コイルにコアが無いタイプなので、調整が厄介です。



キャビネットに組み込んだところです。






動作試験中のビクターラジオ。
バンド切替スイッチのツマミがありませんので、
別のツマミをつけました。
マジックインキでの書き込みもほとんど消えました。



ビクター 5A−2207 回路図



2010年7月4日
2013年6月10日: 986 回路図を追加。




ラジオ工房修理メモ

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