真空管ラジオの修理 オンキョー OS−195

オンキョーのmT管5球スーパーの修理をしました。
比較的後期の製品と思われます。
バーアンテナが使われています。





修理前のシャーシ内部。
コンデンサーのリークは大丈夫でした。


調整中。
IFTも455でピークが確認できます。
ただ真空管の接触が多少悪いようでした。
真空管の脚を磨いて、さらに脚の矯正器で仕上げをしました。
これでほぼ良くなったようです。


キャビネットに入れてみると多少ハムが大きいようなので、
電源回路に20μFを追加しました。
これでほぼ静かになりました。
電源部分のコンデンサーも交換しました。

最近はTRラジオを使う人が大部分なので、ハム退治には気を使います。
あまり大容量だと、無理が加わるし、追加容量には気をつかいます。


なおこのラジオはケース裏に回路図がついています。








     
     
     















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2005年9月16日

2006年6月24日移転

2016年5月26日:3,164

修理のノウハウは「真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦!」をご覧ください。




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