ここに収納したラジオは「BCLラジオ」と言う呼称が流行する以前のBCLあるいはSWL用ラジオです。
アマチュアー用のラジオと言うよりは、放送局、新聞社等の報道機関用のラジオとしても使われたようだ。
当時の価格を見ても、高い値段が付いている。
10石
高級オールウエーブ受信機といったところか。
恐らく大卒初任給に近い価格。
右側の大きなツマミが、主同調で中の小さなツマミは微同調、
同軸になっている。
同調ツマミの下はバンド切替。
音量と音質は左側。
21000円(1966年発売)
単1 4本で動作。
MW | 530〜1605Kc |
SW1 | 1.7〜4Mc |
SW2 | 4〜9.8Mc |
SW3 | 9.8〜22Mc |
単1 4本かAC100Vで動作、AC電源内臓。
同調機構に大型のフライホイールを利用していて、操作感は素晴らしい。
AM用に3連バリコンを使った同調式のRF増幅がついています。
この為高感度ですが、逆にトラッキングが狂うと惨めな感度になます。
無闇にコアやトリマを触らないように、調整は真面目にやってください。
MW | 530〜1605KHz |
SW1 | 1.6〜3.5MHz |
SW2 | 3.5〜7MHz |
SW3 | 7〜14MHz |
SW4 | 14〜26.1MHz |
FM SW MWの3バンドポータブル。
金属製の手提げがついていて、比較的大型。
初期のTRラジオの面影を残している。
洋間の飾りに似合いそうなデザイン。
専用のカーブラケットを使えば、自動車に取り付けられる。
FMの高周波増幅にはマイクロTVのチューナーに使われているメサ・トランジスター使用云々の宣伝文句あり、当時としては高感度、大出力の高級機。
単1 4本で動作。
「実用トランジスター回路集(42年版)」に回路図の記載あり。
昭和38年(1963年)発売、定価19500円。
ICF−8000と良く似た周波数構成だが、ファインチューニングはついていない、感度切替えのみ。
単1 4本かAC100Vで動作、AC電源内臓。
TR-2000にFM受信機能をつけたもの。
同調機構に大型のフライホイールを利用していて、操作感は素晴らしい。
AM用に3連バリコンを使った同調式のRF増幅がついています。
この為高感度ですが、逆にトラッキングが狂うと惨めな感度になます。
無闇にコアやトリマを触らないように、調整は真面目にやってください。
内部の様子や修理体験記は新ラジオ資料館のここをご覧ください。
2FET+12TR
MW | 530〜1605KHz |
SW1 | 1.6〜3.5MHz |
SW2 | 3.5〜7MHz |
SW3 | 7〜14MHz |
SW4 | 14〜26.1MHz |
FM | 76〜90MH |
1969年11月発売 25,800円
FMの受信周波数からすれば、輸出用らしい。
なぜ国内で出てきたのか不明だが、どうも民放のBBCモニター用に使われていたようだ。
ICF−5800等に比べ、結構豪華な作り、これが業務用に使われた理由か。
時期的には5900より新しいが、回路は5800に近いようだ。
詳細は回路図も無いので不明。
コイルなどの部品が5800などと比べて工夫され、高価と思われる物が使われている。
若しかしたら安定度をあげる工夫か?。
1IC+11TR(+3TR) 単1 4本かAC(100V)でも使える。
AC電源内臓。外部アンテナ端子付き。
フライホイールがついていて、チューニング動作が快適。
ファインチューニング ツマミ付き。また選択度の切替え可。
ヨーロッパ向け 1977年5月発売 25,800円
MW | 530〜1605KHz |
SW1 | 1.6〜3.5MHz |
SW2 | 3.5〜7MHz |
SW3 | 7〜14MHz |
SW4 | 14〜26.1MHz |
FM | 87.5〜108MHz |
バンド切替SWは斜めに実装されている。
大型のバーアンテナ。
アンテナの下はFMチューナー部分。
使われているICは5500や5800と同じ25XX。
中央下に電圧切替SWがある。
100V 120V 220V 240Vが切替可能。
右側に大型のフライホイールが見える。
これで抜群の操作感が味わえる。
ソニーの輸出用か?。
でも日本語のラベルがついている。
単1 4本かAC 117V(これもアメリカ仕様)
MW | 530〜1605KHz |
SW1 | 1.6〜3.5MHz |
SW2 | 3.5〜7MHz |
SW3 | 7〜14MHz |
SW4 | 14〜26.1MHz |
FM | 87.5〜108MHz |
1977年5月発売 25,800円
FM SW1〜10 MW LW
1971年10月発売 79,800円
2001年8月7日
2003年12月19日
2005年4月13日 TR−2000を追加。
2005年8月17日
2014年12月27日OCNのホームページサービス停止により http://www31.ocn.ne.jp/~radiokobo/から こちらに移転しました。
2015年1月14日:19,212
radiokobo-all