ゼネラル　8Ａ－1　ＲＦ一段　ＩＦ２段増幅の高級ラジオ　回路図

このラジオは民間放送が開始された当時（昭和２６年頃）に売られていたものです。
ＲＦ一段　ＩＦ1段のラジオはその後他社からも発売されていますが、ＲＦ1　ＩＦ２のラジオは非常に珍しいと思います。
ゼネラルは戦前からのメーカーであり、東芝　松下を一流メーカーとすればラジオではゼネラルは超一流と言えるかも知れない。
中古品市場で入手できる昭和２０年代のラジオで一番つくりの良いのがこのメーカーの製品です。
東芝　松下の製品はよく言えば原価低減　合理的生産を優先しているのに対し、ゼネラルは正統派の製品を作っています。
ただ逆の面から言えば、商売上では困難な面がありそう。　
当時の定価は不明ですが、卸値段は２３，６５０円、ナショナルのＰＳ－５１の２倍以上です。