ミズホMX−1D マーカー発振器     


ミズホのマーカーの修理を依頼されました。
修理後 動作確認のため使って見ると意外と便利です。
想像以上でした、さすがアマチュアー無線出身の設計者が考えた機能です。
但し取説が無いと多少紛らわしいです。



内部の様子。
10MHzの水晶発振子を使っています。
7490を4個使用して分周しています。
マーカーには変調がかけてあるのでわかりやすいです。
特に出力レベルが可変できるのも特徴です。


今回の故障の原因は出力レベル調整用のVRの不良でした。
ツマミの形が握りやすいので、つい力を加えて回すのでしょう。
今回は無意識に「ねじ切った」感じの故障です。

内部を開けてみると、内部の金具がばらばらです。
これでは動作しません。




少し丈夫そうな物を選んで交換しました。
電源トランスが有るので、無暗に大きな物は使えません。
その為、オリジナルの物は多少、ちゃちな物が使われていたようです。
皆さん取り扱いには充分注意してください。


2005年3月22日

2006年6月26日




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