日立

日立トランジスターラジオ W−734

昭和36年就職して、初めて購入したラジオ。
時計は単1電池1本で動作。
短波付きであり、右側のツマミが2重になっていて、微同調が出来るのがうれしい。
社内販売の月賦で購入したが、1万円くらいしたと思う、月賦にうんざりして以後分割払いは辞めた、尤も家のローンだけはどうしようも無かったが??。
何しろ初任給が税込み15K¥くらいだったから、ラジオも相対的に高かった。

日立トランジスターラジオ TH−666

これは友人にアメリカ帰りのお土産で頂いたもの。
あまり日本で見た記憶の無いラジオです。
写真はNECのNT−625の隣に写っているもの。
社内資料によれば33年5月製造開始。

NECトランジスターラジオ NT−625

昭和35年(大洋ホエールズが優勝した年です、古い話)大学の夏季実習で日立の戸塚工場に行っていた時、秋葉原で購入したのと同じ型式。
当時3000円くらいで購入できた、安いので感激した。
mT管の5球スーパーはリンカーン等の物を組み立てれば、3K¥では可能だったが、携帯可能なラジオでは格段の安さ。
昭和30年代初め頃は、移動しながらラジオを聞くなどは金持ちしか出来ない事でした、若い人には信じられないでしょうね。
定価7400円。


日立トランジスターラジオ WH−901

発売時期等不明なるも使用トランジスターから類推して、
昭和33年前後の発売と思われる。
使用トランジスター
HJ70 2N217 2N217 2N218 2N218 HJ72 2N215 2N215 丸カンタイプTR。

MW 535〜1605KC
SW 3.8〜12MC

単2 4本で動作。
RF増幅付きでかつ3連バリコン使用。

日立トランジスターラジオ WH−888R

右上の緑の部分が同調すると光る。
レーダーチューニングと呼ばれた。
発光ダイオードの無い時代ですから、中にランプがついている。
これは一時期流行し、他社も同じ様なものを売り出した。
常時点灯すると、電池が消耗するので、ボタンを押した時のみ動作するようになっている。
(駆動用のTRを別途準備した機種と、出力段のTRを兼用した機種がある)
発売時期不明。

日立トランジスターラジオ WH−825


この機種は下の825Rとどこが違うのか定かではない。







日立トランジスターラジオ WH−825R


日立の小型2バンドラジオ。
ロッドアンテナは当時流行のねじ込み式。
電波科学誌の昭和35年1月号に紹介されている。
この頃の発売と思われる。
定価 11,300円。



日立トランジスターラジオ WH−829


昭和35年11月号の電波科学の「新製品紹介」に掲載。
この頃発売されたと思われる。
8石2バンド。単3 3本で動作。
11,300円
ロッドアンテナがねじ込み式。
この方式は昭和30年代中頃の流行。
皮ケースの下側に収納ポケットがある。
中古品は紛失しているか、あっても先端が折れているものが多い。






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2005年8月16日 移転してきました。

トランジスターラジオの修理体験記

日立のトランジスターラジオの続き




2007年1月6日:新ラジオ資料館に引越し

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