ナショナル RFー656 GX-1000の修理

無音になったGXー1000の修理です。
この機種は 印刷抵抗が使われていて 構造自体は比較的単純なのですが、回路を追いかけてゆくと印刷配線に行き着いて、
その先が見つけにくいなど 想像以上に修理が大変でした。

下記の画像は ダイアル部分を取り外した状態です。
ダイアルは右半分に 覆いかぶさるように組み込まれています。



参考

ダイアルを組み込んだところ



まず各部分の電圧を調べました。
このような場合 最初に疑うのがICです。
1ピンIFの入力になっています。



使われているICの等価回路(netで入手:http://www.mixelec.fr/pdf/an253.pdf)


等価回路図で見ると1ピンにはバイアス電圧が出るはずですが、出方が怪しいのです。
FM に切り替えると全く出ません、これは怪しいと思い 交換することを考えました。。




なんとかICを見つけて交換したのですが、まだ様子がおかしいのです。
この機種の修理は3台目くらいなので 慣れていないことも有り 2つ目の不良部品を見つけるのに時間がかかりました。
これで ICを探す時間も含め 合計修理時間は1週間ほどかかった事になります。

この機種は手持ちが有り 2台並べて 比較しながら修理しました。
同じ機種があると 普通は効率的に修理できますが、今回は種々トラブルがありました。



どの部品が悪かったかは あえて記入しません、意外な部品でした。
見つけるのに 恥ずかしながら3日かかりました、なかなか特定できなかったことで悔しいということと 反省もあります。
最終的に判明した不具合は最初 考えた部分でしたが、なかなか特定出来ませんでした・・・。



JOAKを受信しているところ。
これから調整し メーターが振りきれるまでになりました。







2014年11月25日

 

(中津)








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