ソニー TR−628 TR-629 TFM−9510の修理

写真左がTR−628 右側がTR−629

TR−628の本体部分です。
故障原因は低周波部分の部品不良(出力TRとコンデンサー)が原因でした。
最初にコンデンサーが悪くなり これでもかろうじて動作するので、
そのまま使っていたら、ある日 出力トランジスターが不具合になったようです。
故障個所が2個所なので、戸惑いました。
出力TRは2SB379BX2ですが、これは現在では入手できません。
仕方がないので ソニーの古いラジオから移植して交換しました。






銘板が剥げているので 厳密な形名は不明ですが、TR−629とそっくりなので、
TR−629としておきます。
ただ抵抗に印刷抵抗が多用されているのが疑問と思われるところです。
製造時期が新しいバージョンなのかもしれません。
このTR-629はキャビネットがバラバラで ツマミもありません。
腐った電池が入れてあったので、電池金具も錆びだらけでした。
ケースに固定するボス部分も写真のごとく破損しています。
ケースを修復するのが大変でした、タバコのヤニで黄色くなっているパネルも洗剤で洗いました。



使われているトランジスターは628と全く 違います。
出力TRはサンヨーの2SB22が使用されています。



ツマミさへ紛失しているので 何とか探して交換しました。
軸の出方が殆ど無いので、適合するツマミを探すのには苦労します。



TFM−9510
通電すると 無音です、受信はしているようなので 分解すると。
低周波出力段の不良でした、やはりTRとコンデンサーの不良です。
それに素人がACコードを交換したらしく、ただねじって止める危険な作業がしてありましたので、
コードも交換しました。





出力段のTRは2個とも交換、コンデンサーも交換して修復。



電源コードは半田つけさへされていません。
危険なので これも交換。



2012年6月16日

 


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