スター TO-2 テストオシレーター


止せば良いのにまた買ってしまった。
ツマミが沢山付いていて、細かに目盛りが刻んであるとつい欲しくなる。
真空管は6BD6 6AV6 5M−K9の3本。
周波数は100Kc〜30Mcまでの連続カバー。
高周波の波形は多少歪んでいる、この為高調波はでる。
逆にこれを利用して30Mc以上にも使える。
変調度は電波科学の記事(32年5月号)によれば25%。
実測の結果も同じようだ。



測定器用のバリコンを使っている。


これは組み立てキットとして販売されていたもので、
半田付けはお世辞にも上手とは言えない。


校正してみると周波数の精度は素晴らしい。
どうしてここまで目盛りとよく合うのかはバリコンにあるのかも知れない。
ただ惜しいことにトリマが古いタイプなので多少不安定で調整に苦労した。
(時々校正すると良いのかもしれない)

校正後の周波数誤差
部屋の温度などで影響されます、目安とお考えください。
それにしても素晴らしい精度です。

バンド 目盛り 実周波数
100Kc 100Kc
150 149.9
200 200.2
250 250.4
B 250 249.6
300 300.2
400 398.9
450 450.1
500 501.1
550 549.8
600 601.1
C 600 600.4
800 799.6
1000 978.2
1200 1198.5
1400 1397.4
D 1.5Mc 1.508Mc
20. 2.006
3.0 3.004
4.0 3.991
E 4 3.977
6 5.967
8 7.992
10 10.024
F 10 10.022
15 14.496
20 20.004
25 25.046
30 30.025




スター TO-2 テストオシレーター回路図

2002年5月21日
2002年6月12日(メーカー名修正)
2002年11月6日リンク修正

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