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こんばんは
久々にアマチュア無線の再開局申請中の秋場です。
セブンコールが近日中に復活の予定です。
先週、明倫館書店で戦後のラジオ雑誌数冊を購入しました。
最近のMJ誌に飽き飽きしていたので、
安い「ラジオと音響」や「ラジオ技術」などを数冊購入しました。
内容的に怪しいものも多々、ありましたが、
2A3PPの13球3バンド受信機の製作記事が目にとまりました。
この時代は無いものは作るが当たり前のようで、
76で2A3PPの位相反転を行う段間トランスと出力トランスを自作しています。
【雑誌の段間トランス自作データ】
1次巻き線:0.14SWG 2800T
2次巻き線:0.1SWG 5600T
鉄心:ニッカロイ 70% 5×5cm
備考:2段型セクション巻き使用
鉄製カバーに入れてピッチにて固定。
段間トランス1次側は76プレートからコンデンサで
直流カットするクラーフ方式になっているとのことです。
ただ、2次側はセンタータップに12Fと数段の抵抗・コンデンサによる
平滑回路を経て、+電圧が印加されています。
個人的にわからない点がいくつかあるので
詳しい方がいたら教えていただきたく。
・直流を流さない段間トランスのコア材・コア組について
@コア材について
ニッカロイというのは、鉄や銅などの金属粉末を
所定の割合で配合・混合し、それを金型に入れ、
成形機で圧縮成形した後、溶融点以下の温度で
加熱焼結したものだそうです。最近のトランスの材料としては聞きません
今時、上記のような段間トランスを自作する場合、
ハイライトコアのような無方向電磁鋼板で代用可能でしょうか?
あるいは当時モノの断線した出力・電源トランスなどの
適当な鉄コアでも(実験レベルでも)実使用可能なのか?
Aコア組について
1次巻き線に直流は流れないが、2次側には直流重畳した?
反転信号が流れるのだからプッシュプルの出力トランスのように
ラップジョイント(EI交互)とすべきか?
アンプでもそうですが、段間トランスは直流は流せないと聞きますが
その主たる要因はコア材によるのか?線径と巻き数によるのか?
実はよく理解できていません。
最後に紹介です、来年の1月に芝浦工業大学(東大宮校舎)で
「ラジオとオーディオの歴史 〜真空管や蓄音機の科学・技術〜」の
公開講座(先着30名・有料1500円・要事前申し込み)があります。
興味があったので、申し込んでみました。
詳細はリンク先を参照ください。
https://extension-programs.shibaura-it.ac.jp/otc/716.php
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