6球スーパーキット(GRS-6) 修理報告
投稿者:
嶋村
投稿日:
2015年11月11日 10:15:18
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無事、なんとか我慢できるレベルに落ち着きました。
回路ですが、内尾さんは外した負帰還360kを330kで入れて、増幅度を少し落として、
真空管を12AU7で、さらに増幅度を落としました。
VRは、外してみたのですが、500KAカーブで、どう見ても新品でした。
抵抗は、絞り込んでほとんど0Ω 問題ないレベルでした。
高い周波数が全然受信できなかったのですが、単にアンテナ同調のトリマがあっちむいてホイ状態だっただけでした。
また、増幅度が大きいのは、6AR5のカソードに、22uFのコンデンサが入っていたので、これを外し、回路図と同じにしました。
現状では、先に添付した回路図に、330kで負帰還がかかっている状況で、安定しています。
IFTは、SGで計測すると、20K高い466Kあたりが中心になっていました。
これを455に落とそうとすると、調整ネジの端にあたってしまうので、素直に、465kで、IFT-A,Bとも合わせました。
さらに、高感度を狙い、469kでもやってみましたが、ピーという発振(ビート)が始まります。
実はその前、ギャグをやって自分でウケたのですが、
IFT調整後、ラジオを受信すると、どの周波数でも、受信電波がある場所では都度、ビートが入るのです。
まるで、SSBで聞いてるような感じになりました。
よくあるIFTの発信かと、ふと目をやると、SGが付いたまま。お前か!!っと、切ったら正常になりました。(外し忘れです。)
アンテナは、両方にミノムシクリップが付いた市販の線(30センチぐらいかな?)を1本アンテナに挟み、AVC電圧が-3.8V程度。
まぁ、こんなもんかなと、いうところです。
おかげさまで、無事修理できました。
(ちょっとだけ妥協がありますけど)
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