真空管についてトークをしました
投稿者:
夏目雄平
投稿日:
2011年12月23日 18:46:33
|
|
夏目雄平(千葉大学理学部)です。久しぶりにお邪魔します。
○まず、高橋雄造著「ラジオの歴史」(法政大学出版局)について。
本「ラジオ工房」ホームページが、page241の注14に紹介されていることを指摘しきましょう。(これをお読みの方は、既にご存知のことだと思いますが)さらに、ラジオの修復という趣味の意義も、page238-240に述べられています。(市民の科学リテラシー向上への効果、次世代への教育という影響力など、皆様には、釈迦に説法ではありますが)
○この本などを参考に、12月21日(水)に千葉大学内の食堂でサイエンスカフェを開き、講演をしました;千葉大学サイエンスカフェプロジェクト「電子素子の繁栄と滅亡」〜真空管からトランジスタへの回り舞台〜日時:12月21日(水)16:10-17:40、場所:千葉大学生協 カフェテリア(千葉市稲毛区弥生町1-33,西千葉キャンバス内)その様子が動画で公開されています。
http://www.ustream.tv/discovery/recorded/technology?order=most-recent&broadcast=9820263
ここには、85分フルに入っていますが、その中で51分30秒から52分30秒あたりに、私が中学時代に作った送信機を持ち出し、真空管を抜いて見せるシーンがあります。聴衆者で中年より若い人達は「はじめて見た」と言っています。見せたのは807です。次に「これが真空管全盛期の形」と言って見せたミニアチュア管よりST管の方が「りっぱ」だと若い学生がアナウスしているのが面白い。
○さて、九州には、来年(2012年)は4月21日(土)13:30-15:30に北九州市立児童文化科学館(北九州市八幡区桃園3-1-5,TEL093-671-4566)で講演をする予定です。今年は5月でしたが、来年(2012年)は4月です。内容は、ファラデーモーターの原理と製作で、電流が磁場の中で受ける力とそれを回転力にする試みという話で、ラジオの原理とか真空管の紹介まではいきませんが、ご連絡しておきます。
○そこで、大変、勝手な話で申し訳ありませんが、4月22日(日)に九州のどこかで、サイエンスカフェでのトークをさせていただけますと幸いです。もちろん、交通費・謝礼はいっさい不要です。内容は、ファラデーの話から、電磁誘導、真空管の発明あたりまで、45分から90分まで、適当にアレンジします。ファラデーモータの模型は持って行きます。ラジオ修理・無線関係のトークに関しては、私は適任ではないと思います。その前段階の原理の面白さを、子供達から大人(特に文系の方)に伝えるというのが、私の方針です。
| |
|