20年くらい前に秋葉原でジャンクを購入。
メーターのプラスチック破損、指針のプラスチック板破損、つまみが一個ありませんでした。
なんとか修理して 数年前までラジオ工房で使用していました。
ところが 電源投入時 メーターが平衡(0位置に戻る)するまで時間がかかるようになったので、別のQメーターに交換しました。
保管場所の確保の意味もあり、嫁入り先を探すため 昨年修理しようとしました。
電子電圧計部分の真空管の不良を疑ったのですが、原因は別でした。
工房は1階にありますので、湿気が酷く、基板が絶縁不良を起こした様子でした。
何しろ電圧計の入力抵抗が120MΩですから、湿気は大敵です。
屋根裏に1年間放置していたところ、絶縁不良は回復しました。
起動時の問題は解消しました。
これでも結構使えるのですが、もう少し調整して嫁入り先を探したいと思います。
メーターのプラスチックカバーが破損していたので修理してあります。
あまり綺麗ではありません。
コイルはついていません。
自分で簡単な校正が出来る程度のレベルを期待しています。
Q200のレンジに関してはほぼそのまま使えます。
コイルのQやインダクタンス、コンデンサーの容量が測定できます。
コンデンサーの容量測定には100μH程度のLが必要です。
(数十円で売られているインダクターで可)
基本的にジャンク品です。
左側: 共振用バリコンブロック
中央: 真空管電圧計
右側: 発振部分。
バリコンブロックを下側から見たところ。
上側: ±2.5PF測定用微少容量測定バリコン。
下側: 500PF用バリコン
共に銀?メッキの高級品です。
勿論測定器の心臓部でQが高いです、
カバーを外した発振部。
ターレット式にコイルが組み込まれています。
発振は6AR5です。
Qメーターの電源部。
2007年3月11日
2007年6月20日:283
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