ラジオ工房 2010-08




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ラジオ工房 2010-07 ラジオ工房 2010-09

早川電機RS-350の回路図と実装の相違について

 投稿者: 静岡県/水野  投稿日: 2010年08月31日 23:02:11
  内尾様、掲示板をご覧の皆様、こんばんは。
早川電機のマジックアイ付き高周波一段増幅7球スーパー「RSー350」を整備中です。コイル類は、どうにか生きているようですが、出力トランスはダメでした。一つ回路図との相違がありました。回路図では、整流管のヒーターから出て、最初の電解コンデンサ(20μ)に繋がり、出力トランスの一次側に直に行っているのと、平滑抵抗(3KΩ)を介して42の第二グリッドに行ってますが、現物では整流管と出力トランス間にも同じように3KΩが入っており、この抵抗と出力トランスの接続部が、10μの電解コンデンサでアースされています。この部品は、最近の部品ではないようですが、シャープのロゴはありませんでした。これらの部品の意味をご教授お願い致します。
 

Re:このラジオは、何者?

 投稿者: JH4ABZ  投稿日: 2010年08月31日 22:43:32
  こんばんは
そうですか。キットでいろいろ有ったのですね、今の組み立てパソコンみたいな感じで。

幼少のころ、親父がロシア抑留で8年帰ってこなかったそうで、我が家は貧乏きわまりなく、ラジオは、皆が真空管ラジオを捨て始めたころせっせと拾って来て、修理して、やっと自宅でラジオ体操が聞けるようになったのが、小学4年生。
約半年かけて組み上げました。今は、それが懐かしくて。ST管ラジオを見ると、いろんな思いが広がります。
 

Re:このラジオは、何者?

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月31日 18:52:14
  今晩は
この時代には「キャビネットキット」といってキャビネットとシャーシ ツマミの組み合わせの物が売られていました。
さらに 全部品を組みあわせたものも沢山売られていました。
下記に 小川無線電気の昭和31年の卸商報を紹介します。
http://radiokobo.web.fc2.com/siryou/syouhou/ogawa-343.html
キット 類は沢山有るので、同じものを探すのは大変でしょう。
 

Re:続地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 岩渕  投稿日: 2010年08月31日 12:12:36
  加藤様こんにちは

具体的な対策アドバイスありがとうございます。
確かに筐体のシールドは効果があると思います、紹介された製作例を参考にして
実験したいと思います。

簡易型のACアダプターの方ですがアルミホイルを巻いて見ましたが効果があり
ませんでした。おそらく本体から直接出ているACプラグの方からノイズが10
0Vラインに乗っているものと思います。

結果が出ましたら掲示板にて御報告します、ありがとうございました。
 

Re:このラジオは、何者?

 投稿者: JH4ABZ  投稿日: 2010年08月31日 12:05:25
  内尾様 いつもありがとうございます。
私も、そのサイトを眺め、木枠はクライスラーに近いけど、ダイヤル部分がちがうしなぁ、と思って。SIKISIMAで探すと巡視船の敷島だったりして。
私が好むラジオは、どうもこう言ったキット系にあたります。おかげで、補修にあたふたすることが多く、金食い虫になります(涙)
今回も、戦い?をいつものサイトの10番に書いていますが、最初は、わけがわからない症状でした。結局、回路は、ナショのBXシリーズに合わせて補修しました。

うだくだ書いた記事は、ここ↓の10番です。
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/shimamura/sinkuukan.html
 

Re:このラジオは、何者?

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月31日 11:01:45
  お早うございます。
この外観から想像すると、シャーシキットを組み立てた物でしょう。
こんなキットがありました。
http://radiokobo.web.fc2.com/siryou/30.html
http://radiokobo.web.fc2.com/siryou/29.html
 

このラジオは、何者?

 投稿者: JH4ABZ  投稿日: 2010年08月31日 09:23:47
  皆様お世話になります。またまた教えていただきたいのですが。
添付のラジオですが、1年ばかり前に落札して、最近修理に着手したのですが、まず
1.SIKISIMAと言うのはメーカーでしょうか?
2.このラジオ、キットでしょうか?
と、言いますのは、小柄な木枠にいっぱいいっぱいのシャーシ、抵抗のハンダはてんぷらが多くて、IFTは19Kも外れたところに合っていたなど、元はメーカー製かもしれないが、途中でシャーシごといれかえたのかな?と思われるような違和感が。
ラジオとしては補修完了していますが、何者かが知りたくて、お尋ねいたしました。
もし、現物をお持ちの方がいらっしゃいましたら、シャーシーの写真、回路図などを紹介していただきたく思っております。
よろしくお願いいたします。
 

Re:続地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 加藤(川崎市)  投稿日: 2010年08月31日 00:01:41
  こんばんは 岩渕さん

ACアダプタから(および機器本体からも少し)の中波帯のノイズでお困りとのこと。

かつての松下クーガシリーズの「ジャイロアンテナ」では、ラジオに対して水平面内に
ノイズ源があるときはノッチを使ってノイズをカットすることもできましたが
岩渕さんのように、ラジオは2階にありノイズ源は1階にあるというように高度差があると
上手くいかないかもしれませんね。
ループアンテナはミズホ通信社のUZ−K1などを組み立てて工夫すると楽しいと思いますが、
結構大きいのでこれもご要望にあわないかもしれません。

ところで、私からは、ノイズを回避するのではなく「封じ込める」ことを提案します。

私の部屋ではラジオのすぐそばにPC用の無停電電源(UPS)が置いてあり、
これが特に中波帯で盛大なノイズを出します。
これへの対策を考えた結果、シールドケースでUPSを囲い込むことを思い立ち、実施しました。
シールドケースといっても、ただの「アルミ箔箱」ですが、雑音は無くなりました。

同様の考え方でACアダプタと地デジチューナーにアルミ箔箱をかぶせることで
ノイズを封じ込められないでしょうか。

材料費は殆どかからず、特別な工具も不要です。
私の場合、これで十分な効果を得ていますので、一度トライされてはいかがでしょうか。

[作り方]
紙の板(ダンボール板等)を用意して組立て、機器を囲い込める大きさの箱を作ります。その際に、
・組立前に、箱の内面側の全面にアルミ箔を糊付けする。
・箱を組み立てる際には、順次、接合部のアルミ箔同士を導電性のアルミテープで貼り合わせ、
 全体として一つのアルミ箔箱になるように工作する。
・でき上がったアルミ箔箱を、対象の機器にかぶせる、または機器を動作状態のまま箱の中にしまい込む。
 

ビクター 8H-3Dの修理

 投稿者: 倉島  投稿日: 2010年08月29日 17:47:44
  今日は。
ビクター8石3バンドラジオ8H-3Dを修理しています。電池ボックスの腐食で電源が入らない
ものの、それ以外は動作するようです。問題は、電源を入れると徐々に感度が上がることです。
ボリューム入力で2倍くらい時間と共に出力電圧が上がります。
低周波部のドリフトではないことは分かったのですが、OSC/MIXなのかIF増幅なのか、又は
検波なのか回路を追っかけないと解決できそうにありません。だめもとでビクターに問い
合わせしたところ1962年の製品だということは分かりましたが、資料は残っていないとの
ことでした。地道に基板と配線を追ってみます。
2SA69/2SA70/2SA101/2SB175/2SB173/2SB172x2/MA23の8石ですが、MA23は実質ダイオードなので
7石と言った方が正確かもしれません。
 

ナナオラNH-5075A型2バンド5球スーパー

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月29日 14:01:00
  引き続き、ナナオラの5球スーパーのうち、2バンド型
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/radio/MJ/1949-2/NH-5075A-utf.pdf
を「ラジオ温故知新」にアップしておきました。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:AM受信状態不良について

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月29日 08:44:44
  お早うございます。
ステンレスを貼るとシールドされる可能性はありますね。
受信機を外に持ち出して確認してみてはいかが。
 

AM受信状態不良について

 投稿者: 静岡県/水野  投稿日: 2010年08月28日 22:22:00
  内尾様、掲示板をごらんの皆様、こんばんは。以前投稿した「AM受信時のノイズ」は追い詰めてはいますが、なかなか時間が取れなくて、それ以上進んでおりません。
仕事場でふと思ったのですが、以前に比べて感度が落ちたと感じるのは、新築した時に、外壁全体をステンレス製トタンを貼った事と関連はあるのでしょうか?シールドされてしまっているのでしょうか。送信所から直線で約30km離れたSBS静岡放送が、ミニコンポでノイズ混じりです。
 

BCLラジオ博物館1を更新しました

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月28日 19:19:15
  BCLラジオ博物館1を更新しました
2200や1188などの松下製のラジオについて、
ブロックダイヤグラムやメーカー公表感度などを追加しました。
http://www31.ocn.ne.jp/~radiokobo/bcl.html
 

Re:中国製の鉱石ラジオ

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月27日 14:22:37
  内尾さん、画像が見えないのはPCの再生ソフトにaviファイルのデコーダーが
組み込まれていないためです。

MS Media Playerとは別に以下のGOMプレイヤーというフリーソフトを
インストールすればaviファイルのデコーダーも入っていて画像が再生できます。

http://www.gomplayer.jp/
 

ナナオラNH-5089型5球スーパー

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月27日 13:34:01
  6D6一本で発振と周波数変換を行なわせる特許申請中の回路を使った
5球スーパーの解説
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/radio/MJ/1948-12/NH-5089-utf.pdf
を「ラジオ温故知新」にアップしておきました。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:続地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 岩渕  投稿日: 2010年08月27日 12:30:14
   井上様、こんにちは
レスありがとうございます、磁気ループアンテナに付いて勉強して自分で
作成できるようでしたら作成して使用してみたいと思います。ただラジオ
を置いてある場所がごちゃごちゃしているため大きなループですと置けま
せん。前にGakkenの鉱石ラジオを組み立てたときループが邪魔になり解体
してしまいました。
 ラジオのノイズですが1000kHz以上で多くなり、当地での放送も1000kHz
以上なので困ります。通常は放送の他、以前作成したAM送信機でCDを
聞いております、此方の方は全くノイズ無しで聞いています。
 

Re:中国製の鉱石ラジオ

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月27日 10:10:53
  大橋さん
アクセスしたのですが、画像が見えません、音のみです。
やり方が拙いのかも知れませんが・・。
 

Re:続地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 元JF1GNY/井上  投稿日: 2010年08月26日 17:11:30
   こんばんは、岩渕さま。
磁気ループアンテナ(遮蔽ループアンテナとも言われているようです)は、かなり効果があると聞いております。
 

Re:中国製の鉱石ラジオ

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月26日 13:42:26
  中国から帰ってきました。現地で撮影した鉱石ラジオの動画を以下に
アップロードしましたのでクリックしてご覧ください。

http://ja1cty.servehttp.com/813/germa-radio.avi

中国の小中学生は、こういうものでラジオに興味を持ち始めるんでしょうね。

私が小学生の頃、自作の鉱石ラジオから音が出てきたときの感動を忘れられ
ません。それ以来、今でもまだやっているんですからものすごい影響力です。
 

続地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 岩渕  投稿日: 2010年08月26日 12:26:06
  皆様、こんにちは

 簡易地デジチューナーからのノイズは見ていないときにACアダプターを抜いて
於く事で対処しましたが、まだラジオのノイズがすっきりしないので再調査した所
BS、CSチューナー本体からもノイズが出ていました。此方のノイズは地元の局
を聞くのにはさほど気にならないのですが、夜間遠距離の局を聞くと気になります
このチューナーのACアダプターを本体から抜くとノイズは消えるのですが、見る
ときにACアダプターを接続すると起動まで時間がかかり直にTVを見ることがで
きません。又、録画予約をしていると電源を抜けないので困りました。ACライン
にラインフイルターを入れても効果がなかったのでチューナーのアンテナケーブル
から伝わって出ているものと思われます。
 この対処としてラジオのアンテナ線をノイズの少ないところを探して張るか受信
波に選択特性のある同調形ループアンテナを作ってみたいと思っていますが、ほか
に良い方法をご存知の方は御教授をお願いします。
 

日本ビクター製4球スーパー

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月26日 11:08:28
  日本ビクター製4RS-1型4球スーパーの解説を
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/radio/MJ/1948-1/victor-utf.pdf
にアップしておきました。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

RE: 電源コード

 投稿者: 渡辺  投稿日: 2010年08月24日 21:24:08
  今晩は。皆様、いろいろなアドバイスをありがとうございました。
とても参考になりました。まずはリサイクルショップに行って探してみたいと思います。それでなければアマゾンで購入しようと思います。

井上様、ご指摘ありがとうございます。
私、目がまったく見えないものですから、写真を撮ってアップロードするという考えに至りませんでした。申し訳ございませんでした。
 

Re:地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 岩渕  投稿日: 2010年08月24日 20:41:58
   内尾様、みなさまこんばんは

 内尾様ご指示ありがとうございました。
早速ダイソーの100円AMラジオを使って調べた所、ご指示の通り簡易地デジチューナ
ーのACアダプターからのノイズでした。
ACアダプターだけの時よりスタンバイ状態、ON状態の順で酷くなります、本体からも
多少出ていますがさほど気になりません。ACラインがアンテナになりラジオのアンテナ
線にノイズが入ってきた物と思われます。
居間に設置したBS,CSチューナーのACアダプターからは殆どノイズが確認できませ
んでした。それよりチューナーに取り付けたHDDのアダプターからのノイズの方が気に
なりました。
 最近のACアダプターは昔と違いスイッチングタイプになっているようですが、こんな
にひどい物は初めてです。ちなみにどちらのチューナーも国内パソコン周辺機器メーカー
の物で簡易チューナーはB社の物でネットでの人気も一番の物です。又BS、CSチュー
ナーはI社の物ですが此方のアダプターからはノイズが確認でき無かったのにも驚きまし
た。とりあえず簡易チューナーの方は観る時だけコンセントに接続する様、家族にお願い
しました。
 

真空管試験器 TV−7Dの修理

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月24日 19:45:27
  真空管試験器 TV−7Dの修理を中断していましたが、
後日メーターを入手するということで修理を再開しました。
不具合箇所が何箇所かありましたが、メーターを除いて修理できました。
詳細は下記をご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/uchio/tokyo/sokuteiki/tubetester/TV-7D.htm#20100804
 

SONY CRF-320の日本文取説を探しています。

 投稿者: 古山  投稿日: 2010年08月24日 18:53:45
  先日、eBay(イーベイ)公認の海外オークション「セカイモン」を通じて、SONY CRF-320を落札しましたが、取扱説明書が英文なので日本文の取扱説明書を探しています。
ラジオライフ別冊へもお問い合わせのメールを送ったのですが、編集部の方からは『残念ながらお問い合わせの件、crf-320の件、まったく心当たりもございません。お役に立てず申し訳ありません。』と丁寧な回答を頂きました。
何方か心当たりのある方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。
 

Re:地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月24日 18:45:37
  岩淵さん
情報有り難うございます。
地デジチューナーからのノイズが出ますか、困りますね。
もしかしてACアダプターからのノイズでは有りませんか?、
アダプターをコンセントにさした状態で、地デジチューナーをはずしてみてください。
 

RE:電源コードについて

 投稿者: 静岡県/水野  投稿日: 2010年08月24日 16:59:03
  お近くのハードオフなどのリサイクルショップに、使えそうなコードがあると思います。少し大きければ、カッターナイフで削れば入ります。高くても、200円位でしょう。
 

地デジチューナーからのノイズ

 投稿者: 岩渕  投稿日: 2010年08月24日 12:43:39
  皆様、暑い日が続いておりますが如何お過ごしでしょうか
我が家でも遅ればせながら地デジのチューナーを購入しました。
1階にある居間と寝室用に2台購入したのですが設置したとたん2階にある
私の部屋のラジオがノイズで聞けなくなりました。はじめノイズがACライン
から入ってくるものと思っていましたが、アンテナ線を外すと静かになったた
めチューナー本体から出ているようです。チューナーの電源をOFFにしても
ノイズが出ていますので困ったものです。チューナー自体OFFでも色々な
情報を取得しているようで完全に機能OFFしていないようです
今回2台別タイプのチューナーを購入したのでコンセントからACアダプター
をぬいて確認した所、地デジだけの簡易チューナーの方から出ていました。
もう一台のBS,CSタイプの方は少ないようです。
 とりあえず簡易タイプの方は常に観ていないので観るときだけACアダプタ
ーを挿すようにしましたが、最近のデジタル機器がこんなにノイズを出すとは
思いませんでした。
 

Re:電源コードについて

 投稿者: 田村  投稿日: 2010年08月24日 09:53:03
  オーム電気のこれで使えませんか?。
ACコード 1.7m VIS-C7508

アマゾンで購入できるようです。
http://www.amazon.co.jp/・・ェ・・シ・・・・サ・ゥ・-・シ。・シ」・・ウ・・シ・・・-・シ・・シ・・シ・・ス・-・シカ・シゥ・シウ・シ・・シ」・シ・・シ・・シ・・シ・/dp/B001TS2NBG
 

Re:電源コードについて

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月24日 08:32:53
  この機種はどこかにあるはずですが、10年くらい見ていないので、よくわかりません。
ただTRYXー2000やクーガ2200と同じ形のもので、大丈夫なはずです。
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/bclradio-repair/ACcord.html
Cに相当するコードです。
ビクターやナショナル?で、新品が入手できると、1年くらい前、この掲示板で話題になったことがあります。
過去の記録を探すと見つかるでしょう。
 

Re:電源コードについて

 投稿者: 元JF1GNY/井上  投稿日: 2010年08月23日 22:27:11
   今晩は、渡辺さん、私は、東芝のRP-1800Fがどのようなラジオかまったく知りません。
 この掲示板でも、単に「東芝のRP-1800F」と言って、ああ、あれかと理解できる方は少ないと思います。
 ましてや、電源コードは、さまざまなものがあって、どういうアドバイスをしたらよいか分かりません。
 せめて、コードの差込口の写真とか、比較できる大きさのものを並べるとか、工夫していただけませんでしょうか。
 

電源コードについて

 投稿者: 渡辺  投稿日: 2010年08月23日 21:40:58
  今晩は。いつも楽しく拝見しております。
さて、今回は皆様にお尋ねしたく書き込みさせていただきました。
今東芝のRP-1800Fの電源コードを探しています。
純正の電源コードはないと思いますので、代用できる電源コードがありましたら型番などを教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いします。
 

MWの受信周波数が振動で跳ぶRF−2200の修理

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月23日 08:50:32
  最近 2200の修理で悩まされていることがあります。
修理が完了して、調整も終わりに近づいたと思ったら、最後でMWの受信周波数が不安定なことに気付くことがあります。
それも周波数の高い部分で顕著で、低い方は殆ど無関係です。
1422KHzのJORFが1目盛り(約20KHz)ずれて受信できるようになるのです。
振動を加えると元に戻るので、非常に困ります。

調整の最初に気がつけばよいのですが、SWもFMの調整も終了して、ケースを閉じた後に、判明することがあります。
この原因は発振回路のトリマの不良です。

部品を交換すれば 修理完了となるのですが、実は組み込まれた位置が非常に微妙な位置なのです。
これは実際 修理してみると解りますが、パターン面の前に部品が組み込まれていて、交換は容易ではありません。

局発はLC発振ですから、周囲温度などの外的要因で多少動きます、夏と冬では同調位置が微妙に異なることは原理的にあります。
測定したことはありませんが、5KHz(0.5%)位は動く可能性があります、でも受信中に このように突然動くのは故障です。

今回の故障に無関係ですが、FMの場合 周囲温度で周波数が動きます。
周波数が高いので、同じ割合とすると400KHz(=80MHz×0.5%)くらいは動く可能性があります。
これは故障では有りませんので 間違えないように。
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/bclradio-repair/bclH16.html#20100822
 

Re:中国製の鉱石ラジオ

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月23日 06:54:01
  おはようございます。アンプ特注の相談はうまくいき、私の設計した回路から若干定数を
変更した内容で引き受けてくれました。完成して日本に到着したら報告します。

先に投稿した「鉱石ラジオ」は、ネジ端子を使って配線されており、検波素子として
ダイオードと電池管である3S4を配線替えして変更できるようになっています。
現地通貨を日本円換算して5000円弱で、中国としては高価ですが、教材用や
ラジオマニア用を狙った商品ではないでしょうか。
 

Re:中国製の鉱石ラジオ

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月22日 18:58:14
  大橋さん
中国でも鉱石ラジオを作る人がいるのですね。
それにしても「真空管式パワーアンプを特注で作る」のですか、凄いです。
完成品もぜひ披露してください。
 

中国製の鉱石ラジオ

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月22日 18:02:29
  真空管式パワーアンプを特注で作る依頼をするため、中国のガレージメーカーに
来ています。無線LANを借りてそこから書き込んでいます。

驚いたのは、オーディオアンプだけでなく、ラジオやアマチュア無線機のリニアアンプまで
作っています。リニア用の高耐圧バリコンまで作っていました。

リンクしたのは鉱石ラジオの完成品ですが、感度が良く、がんがん鳴るのには驚きです。
選択度も悪くなくちゃんと数局聞き分けられました。コイルのタップはスイッチ切り替えで、
結合度も可変できるようになっているおかげでしょうか。結構な音量で鳴るのも、出力
トランスを使って、検波回路とマグネチックレシーバーのマッチングを取っているから
でしょう。中国のラジオマニアも結構やりますね。

http://www.bezdz.com/images2/ソ・ハッサ・-K4-Q3.jpg
 

Re ICF-5800のBFO

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月21日 07:03:51
  磯部さん
解決してよかったですね。
5800のBFOスイッチは2回路あり、1つはBFO発振、
もう一つは前記のどちらの検波回路を利用するか選ぶものです。
後者が接触不良だと、確かに音が小さくなるでしょう。
 

Re ICF-5800のBFO

 投稿者: 磯部  投稿日: 2010年08月20日 22:19:31
  内尾様、ありがとうございます。
折角ご教授いただいたのですが、BFOスイッチの接点不良?という呆気ない結果でした・・・
何気なしにカチャカチャやっていましたら、ある時、急に音量が上がりました。
分解せずに直る・・・というのは後味が悪いのですが、小生の技量で5800を分解すると、取り返しつかない事にも成りかねないので、このへんで止めておこうと思います。
ありがとうございました。また何かあったら宜しくおねがいします。
 

Re:ICF−5800のBFO

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月20日 21:57:04
  これは意識して確認したことがありません。
普通は同じくらいと思うのですが・・。
恐らく どこか故障しているのでしょう。
AMとSSB(BFO ON)で検波回路が異なりますから、その付近を調べたらよいでしょう。
 

ICF−5800のBFO

 投稿者: 磯部  投稿日: 2010年08月20日 21:25:01
  お久しぶりです。内尾様・掲示板のみなさまこんばんは。
今日、危険物置き場?でICF5800を拾いました。嬉しくて・・・
動作もする様子なのですが、気になる事がありました。BFOの動作です。動作はしていますが、BFOオンで受信音が酷く小さくなるのです。スピーカーに耳を近付けなければVOL最大でも受信音が確認出来ない感じです。(ヘッドホンをつければ、何とか聴取可能)
あとは、これといった不具合も無いので、結構気に入っています。
ただ、アンテナが5段目までしか無いので、少々短いので感度が悪いのかもしれません。

何処かのぺージに、5800のBFOをオンにすると受信音が小さくなる・・・と書かれていたのですが、これほど小さくなるものなのでしょうか?
皆様がたの5800は如何でしょうか?宜しくお願いします。
普通に短波放送を聴取する分には、何の不具合もありません。
 

Re:濱地常康(濱地バルブ)について

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月20日 20:59:08
  秋場さん今晩は
高橋先生はその通りです。

ラジオの技術史についていろいろ研究されています。
ぜひ NHKの放送博物館に行って 読んでください。
 

Re:濱地常康(濱地バルブ)について

 投稿者: 秋場  投稿日: 2010年08月20日 10:09:17
  おはようございます。

内尾さん
高橋雄造先生とは東京農工大学を退官されたあの高橋先生でしょうか?
2年ほど前、研究室の不要設備を受け取りに言った覚えがあります。
先生は覚えてらっしゃらないかもしれませんが、球関連のものもあったので
だとしたら、案外世界は狭いものだと思いました。

http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/repair/national-EA-685.html

 

Re:RF-2200の感度確認

 投稿者: 藤原  投稿日: 2010年08月19日 20:59:22
  早速のご回答ありがとうございます。
単一電池買ってきて、外で受信確認してみます。
やはり30年以上の経年で、部品の劣化なども含めて、調整が必要のようですね。
内尾様の修理状況など色々みてみました。
調整・修理が必要だと思っていますので、後日、正式に依頼すると思いますのでよろしくお願いいたします。
 

Re:RF-2200の感度確認

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月19日 13:48:26
  MWの感度はわかりませんが、マンション室内だと駄目でしょう。
電池動作にして 屋外で受信してみると良いでしょう。
恐らく よく受信できると思います。

SWの感度も屋外で試した方が良いです。
おおよその目安として、125KHzマーカーをONにする。
この時Sメーターが どこでもほぼ振り切れないと、調整が狂っていますね。
常識的に 製造後30年以上経過しているので、そのまま使うのは無理でしょう。
 

RF-2200の感度確認

 投稿者: 藤原  投稿日: 2010年08月19日 12:43:02
  はじめまして。
32年前に購入したクーガRF-2200をお盆に実家の倉庫から見つけ、あまりに懐かしくて自宅に持ち帰り動作確認してみました。
FMの感度は、ほぼ問題ないように思えましたが、MWは、夜間でもローカル局しか聞こえません。メータは振り切れぐらいでローカル局は受信できますが、夜間のMWは遠方も聞こえるはずと思いましたが、まったく聞こえない状態。(RFゲインは右側最大までまわしています。)ジャイロアンテナを自立しないのですが、回転させることで、ローカル局の感度の強弱がわかりましたので、ジャイロアンテナは問題ないように思えます。
SWについては、7MHZ付近のアマチュア無線が、かすかですが聞こえ、BFOスイッチによる変調動作も問題なかったです。7MHZ帯の無線が聞こえたということは受信周波数も然程ズレはないと思いました。ただ、それ以外の短波ラジオ局が全く聞くことが出来ませんでした。ラジオ短波も全周波数合わせても聞こえません。SWスイッチの切替で、SW全周波数帯をざっくりダイアルしても、音声らしきものは全く聞こえず。ノイズのみの状態。外部アンテナは接続していません。FMでは、ローカル局ですが、ロッドアンテナをたたんだ状態でもメータ振り切れで受信してしまうので、ロッドアンテナが正しく接続できているかは判断できませんでした。
昔の短波は、夜になるとバリバリ海外放送やら、アマチュア無線やら聞こえていたと記憶しているのですが。。。。自宅(宮城県)はマンション6階部分ですが、ノイズの影響でしょうかね。。。何か調整を施す必要があるかどうかを判別する方法はないでしょうか。
その他、Xマーカ、BFO、AFC??、RFゲイン、ライトなんかは問題なく動作しています。
ボリュームは、まわすとガリガリします。
だめなら、ラジオ修理工房さんにお願いしようかと思っています。
 

濱地常康(濱地バルブ)について

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月18日 22:18:55
  高橋雄造先生より、科学技術史11号をいただきました。
今回は雑誌「ラジオ」や濱地バルブで有名な濱地さんの伝記です。
全文をご紹介できませんが一部を下記に
http://radiokobo.web.fc2.com/siryou/syoseki/kagakugijutsushi-11.html
なおスターで有名な富士製作所の歴史など、
過去の文献もNHKの放送博物館にそろっていますので、ご覧ください。
ラジオ創世記の記録です。
 

9R−59DSの修理

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月17日 14:31:08
  9R−59DSの修理をやりました。
この種のラジオはキットですから、組み立てた人の技量で、
修理が簡単な場合と、悩ましい場合があります。
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/ham/9R-59D.html#20100817
今回は芋半田が有ったりして、悩まされました。
 

Re:修理

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月17日 10:24:35
  高橋様
個人情報を掲示板に書き込むと、悪戯されることがあります。
書き込みは削除しましたので、ご承知ください。

修理依頼は 管理人宛 メールでお願いします。
メールアドレスは表題のリンクにあります。
 

BCL博物館1の更新

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月13日 20:39:34
  久しぶりに BCLラジオ博物館1の更新をしました。
http://www31.ocn.ne.jp/~radiokobo/bcl.html
特に クーガ2200やスカイセンサー5900などの故障状況を追加しました。
製造後 30年以上経過していますので、いろいろなところが壊れます。
クーガ2200のFMでノイズが入る現象も最近多いようです。
 

Re:ICF-2001Dの雑音について

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月13日 20:20:09
  JN1PEI 金谷さん
凄いですね、よくやりますね 感心します。
小生はとても真似できません。
 

Re:ICF-2001Dの雑音について

 投稿者: JN1PEI 金谷  投稿日: 2010年08月13日 13:06:14
   H21年秋に14375の書込がありました。これは私が体験したVCOコイルの接触不良と同じ現象と思ってゐました。私のものでも今回七年ぶりに再発したので参考に記します。

 当初の相談はH15年12/14の「ICF-2001Dの修理」と題したもので、解決報告はH16年2/21にしてゐます。VCO1の発振コイルのピンのハンダに亀裂が入り接触不良を起こしてゐたやうでした。
 この内容は私のサイトに紹介しました。 http://ksng.way-nifty.com/blog/2009/08/icf-2001d2010-8.html

 今回の修理も同様です。コイルのピンのハンダを直しただけです。ただ筐体に収めてしばらくはバリバリと聞こえたのでハンダ付けに失敗した感がありますが、ケースをねじって大人しくさせました。

 スピーカーの上の部分を片手で挟んで毎日部屋を移動させてゐるので、機械的ストレスが蓄積されるのでせう。また再発するでせうが原因はわかってゐるので気楽です。
 ただこのコイルのハンダを直すのにシールド板のハンダを11箇所も外すのが面倒です。

 その他、スポンジがカステラの焦げ茶の部分のやうにどろどろべたべたに変質してゐて今回取り除きました。スポンジは裏面の早見表を貼るプラスチック板との干渉を防ぐ目的のやうです。キャビネットの裏にも付いてゐました。早見表の収納状態では隠れる位置です。

参考まで。
 

Re:レイアーショートについて

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月13日 08:51:15
  電源トランスが使えるかどうかは、exJA6NHD/Hayashi さんが言われるように
無負荷で通電して、トランスが暖かくならなければOKと判断しています。
ショートしていれば熱くなります。
メガーで絶縁試験したいところですが、無ければ
トランス付ラジオのB電圧を鉄心に加え、シャーシ(B電圧のマイナス側)にテスターの黒リードを接続します。
赤リード線で一次側のコイルの電圧を測定してください。
これでおおよその絶縁状態が確認できます。
理想的には0Vですが、電圧が低ければよいと判断できるでしょう。
これは使うテスターで感度が違うので、測定電圧が違ってくるためです。
感度(フルスケールの電流値)で、逆算すると絶縁抵抗が計算できます。
ついでに各コイルも測定すると良いでしょう。
感電しないように注意してください。
 

レイアーショートについて

 投稿者: 中島  投稿日: 2010年08月13日 08:33:15
  最初の私の質問と少しズレ掛かって来てますが、面白そうなのでお話に加わらせて下さい。
言葉として「レイアーショート」が正解に近かそうなので、表題もそうさせて頂きました。
レイアーショートはエナメル線の表面が腐食してショートする現象・・・というイメージでおりました。よって、完全に腐食してしまうと、完全なショート。つまり腐食し始めの現象(?)。その状態でコイルの抵抗値を測定すると酸化膜の状態か何かにより 導通の状態が安定せず抵抗値にバラツキが出る・・・。何となく、ホワホワっとそんなイメージでおりました。
つまり、よくよく考えてみますと私としては、レイアーショートの正体があまり分かってない事に気が付きました。
 

レアショートという言葉

 投稿者: exJA6NHD/Hayashi  投稿日: 2010年08月13日 07:51:54
  梅田さん 日本語では層間短絡ですので間違えようはないですが、レアショートで音だけなら確かに
間違えやすいです、中島さんがパラパラ変動すると思われていたのも納得できました。
掲示板はこうやって知識の再確認ができすばらしいです、内尾さんに感謝申し上げます。
以上
 

レアーショートという言葉

 投稿者: 三好  投稿日: 2010年08月13日 00:57:06
  昔生まれた方には色々の言い方をする方がおります。私が育った近所のモーターやトランスを修理していた主人は“レイヤーショート”と言っておりました。この方は終戦まで上海や満州(奉天)におられたので、その影響かもしれません。その他、コンセントをコンセットと言ったりしていた電気屋さんもおりましたが、夫々職人さんの育った(技術を習得した)環境によるのかもしれませんね。
 

レアショートという言葉

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月12日 22:50:04
  お恥ずかしいことに私はながい間「レアショート」という言葉を
rare short=稀なショート(短絡)
だとばかり思っていました。たしかに電源トランスのショートなどかなり
「稀な」現象ですから、てっきりそうだと思っていたのですが、少し気になって
調べてみたところ、レアは"rare=まれ"ではなくて"layer=層"だということが
わかりました。
確かに、コイルは電線を層をなすように捲くので、「層」というのは納得でき
ます。
英語の辞書の発音記号を見るとlayerは「レイア」が最初に出てきて、「レア」
が二番目に出てくるので、どちらかといえば「レイア(レイアー)」の方が
普通かと思うのですが、どういうわけか「レア」が電気関係では定着したの
でしょう。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: exJA6NHD/Hayashi  投稿日: 2010年08月12日 22:22:09
  中島さん こんばんは
>コイルの抵抗値がパラパラ変動しなければレアショートなし・・・という素人解釈は安易なのでしょうか?
こういう測定はしたことがないのですが、トランスのDCRとテスターの確度を考えると判定は難しい
のではないでしょうか?またレアショートはその状態が刻々変わるものではないです。
トランスを無負荷の状態で一次側に100Vを加えて数時間時間ほど放置をして発熱をするようでは
ショートを疑ったほうがいいです、その際手で触ってビリビリすると絶縁不良ですが、当局は最近は
メガーを持っているのでそれで測定をしています、ネオン管あたりで絶縁度は判定できるかもしれま
せんがどなたかご経験あれば書き込みをおねがいします。
 

三菱MT管トランスレスラジオ 5P-250

 投稿者: JH4ABZ/6  投稿日: 2010年08月12日 17:27:12
  いつも、この掲示板を見るのを楽しみにしております。
またまた、修復報告ですが、今回は、頼まれもので、三菱の5P-250と言うMT管トランスレスラジオをメンテしてみました。
いつもは、ST管で遊んでいるので、このサイトに有る5P-250の記事も参考にして触ってみました。 症状は音割れでしたが、ついでにケミコンと、結合コンデンサも交換しました。
回路図も含め、いつもの http://www.roy.hi-ho.ne.jp/shimamura/sinkuukan.html の、8番に掲載しました。
このラジオは、木枠ではないのですが、16センチスピーカー搭載で、なかなかいい音で鳴ります。同一機種をお持ちの方の参考になれば幸いです。
 

オーディオ機器

 投稿者: 片岡@東京  投稿日: 2010年08月12日 12:07:43
  28年くらい前のTRIOのオーディオ機器、AMPまで壊れ、生き残ってるのはチューナーとレコードプレーヤーだけになってしまいました。しかし、ご近所の方がSONYのオーディオ機器を捨てるというので、貧乏魂からAMP(TA-2650)、レコードプレーヤー(PS-2350)、チューナー(ST-1950)を直して、組み直しました。
最近購入したPanasonicのミニコンポでは音に飽きがあり、今はとても良い音でステレオが聴ける状態まで復活。
しかし、1978年頃の機器なので、TRIOと同様に何時でも壊れてしまっても可笑しくはないものです。この掲示板にはふさわしくないかもしれませんが、オーディオ機器の組み直しをした画像をUPしておきます。直したと言ってもTUNERの糸掛けとレコードプレーヤーのベルト交換くらいです。
FMアンテナなどは自作のを2つ8mくらいの高さに上げています。
写真:上から  TRIO TURNTABLE Model.P-7
        KENWOOD TUNER  KT-880F
        TRIO  TUNER  Model.T-7
        SONY  TUNER  ST-1950
        SONY  AMP   TA-2650
        尚AMPにはこの他、ONKYOのCDプレーヤーとカセットデッキを繋いでいます
     SONYのレコードプレーヤーはPanasonicのミニコンポに別途繋いでいます。

   ※綺麗に見えますが裏側は配線だらけです。
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月12日 07:10:58
  お早うございます。
大橋さん
どうも「フォノモーターを接続」が正解のようですね、有り難うございました。
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月11日 23:16:42
  1年ほど前に回路図付きで回答しましたが、PH端子にフォノモーターを接続します
(ACラインのホット側も結局は接続されますが)。
当時の電蓄はAC100Vのインダクションモーターを使い、ウォームギヤで
減速し、ガバナーとフェルトのブレーキで78rpmを出していました。

http://ja1cty.servehttp.com/RADIO/TINA/tube-model.html

 

電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 中島  投稿日: 2010年08月11日 22:14:01
  先程、表題の入力を忘れ失礼しました。
入れ違いでHayashi様、梅田様にもご回答下さりありがとうございます。
「PH」はNationalが勝手に附けた記号であり、あまり気にしないことにしました。AC電源への接続の方法が判りましたので、私なりにすっきりしました。レアショートには気を付けます。コイルの抵抗値がパラパラ変動しなければレアショートなし・・・という素人解釈は安易なのでしょうか?
このホームページは多分非常に多くの方が閲覧されているらしく掲示の回転が速いですね。また、管理が行き届き快適です。私はほぼ毎日チェックさせてもらってます。内容が高度で判らないことも多いですが、私なりの解釈で勉強させてもらってます。これからも皆様の記事を楽しみにさせて頂きます。・・・では。
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: exJA6NHD/Hayashi  投稿日: 2010年08月11日 22:03:15
  >90Vや110Vは 現在の電力事情においては必要性がなさそうですね
球にエミッションのあるうちは低電圧で動かし、ぼけるに従い電圧上げて長寿命をねらうとか
ボケ球に活をいれて使うとかなら意味があるやに感じます。

梅田さん たしかにFですね。
 

(無題)

 投稿者: 中島  投稿日: 2010年08月11日 21:42:43
  秋場様、上杉様、島田様、内尾様、JA4FHB様、皆様早速のご回答ありがとうございます。
トランス屋根部に確かに3つのソケット(90V、100V、110V)が附いております。90Vや110Vは 現在の電力事情においては必要性がなさそうですね。また「PH」の意味は気にしないのが良さそうです。
また、上杉様のご回答にて、0VとPH の端子にAC電源入力し、「100Vの端子は、これとアース間、及び0V端子間に入れるコンデンサー用の端子と考えればよいでしょう」・・・これで頭の中ははっきりしました。ありがとうございました。
Nationalのトランス上の表現方法は、私にとって少し判りにくい表現のような気がしました。Natinalにとってみれば、単品で使うことを想定してないのでしょうが・・・。
皆様、ご指導頂きありがとうございました。
これからも、毎日楽しみに読ませてもらいます。
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月11日 21:34:02
  >を英語チックに表現するとPrimary Hotのほうがしっくりきますが、この時代にそんなことを
>表現して理解されることもないと想像しますのでヒューズホルダーではないかと思います。

フューズとすると、フューズは英語では"FUSE"ですから、
フューズホルダーならば、"FUSE HOLDER"となるので"PH"ではなくて
"FH”ではないかと思います。
とはいえなにか別の案があるわけではありませんが……

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: exJA6NHD/Hayashi  投稿日: 2010年08月11日 21:18:14
  >一次側巻き線の [0V端子] に対する [高圧側端子] と意味でしょうか。
を英語チックに表現するとPrimary Hotのほうがしっくりきますが、この時代にそんなことを
表現して理解されることもないと想像しますのでヒューズホルダーではないかと思います。
ところで相当劣悪な環境からサルベージしたようですが、絶縁やレアショートは大丈夫
でしたでしょうか?一次側を100Vに接続してケースを触ってビリビリするようではアウトです。
以上
 

PH?

 投稿者: JA4FHB  投稿日: 2010年08月11日 19:12:03
  Phone(フォノ)では電源回路と低レベルのカートリッジ入力では趣旨が違うし、
トランスの上だからペントハウス(屋上の部屋)PentHouseから来ているのかと思って
いましたが、「PH は Primary High の略」はまさしくぴったりの様に思います。
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月11日 17:33:36
  今日は
ナショナルの電源トランスは ヒューズ ホルダーがカバー上面にあるものが多いです。
電圧は書いてありませんが110(115) 100 90(85)の3つのポジションがります。
PHはヒューズ ホルダーかもしれません、しかし気にする必要は無いでしょう。
一次巻線のタップはそれぞれの端子に接続されているわけです。
普通は100V(中央の位置 波線で接続されている部分)の位置にヒューズを入れて使います。
電源電圧が高い時は上の位置に、低い時は下の位置にヒューズを入れ替えて使います。
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 島田  投稿日: 2010年08月11日 17:24:27
  PH は Primary High の略だと思います。
一次側巻き線の [0V端子] に対する [高圧側端子] と意味でしょうか。
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 上杉  投稿日: 2010年08月11日 17:01:55
  皆様こんにちは。当該トランスの一次側の接続方法ですが、基本的に「HP」と「0V」端子に入力すればよいと思います。「100V」の端子は、これとアース間、及び「0V」端子間に入れるコンデンサー用の端子と考えればよいでしょう。「HP」は単純に考えて「フォノ」でしょう。このラジオはリモコン用の8Pソケットが付いているようなので、「HP」に直入力せず、8Pソケットから外部のレコードプレーヤーを介して電源のON・OFFができるようになっていたのではないでしょうか。(つまり「フォノ」からの戻り)プレヤーを使用しない場合のショートプラグもついているようですね。(内尾様UPの当該回路図はフューズ・すなわち此処で言う「HP」端子・にリモートスイッチを介さず、「0V」にリモートSWを介していますが、マイナーチェンジされたのかも)
 

Re:電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 秋場  投稿日: 2010年08月11日 12:23:20
  こんにちは

久しぶりにまとまった休みがとれ
ラジオでもいじろうかと思っていたところでした。

中島さんのご質問ですが、
ヒューズホルダーは電圧切り替え用です。
90、100、110VでAC電圧の切り替えができます。
現在の電力事情から言えば90、110は無用の長物です。
PHと100V間の抵抗値を測り、2番目の抵抗値がでる場所に
ヒューズ(1A)を入れればOKでしょう。

PHの意味は完全に推測ですが、
この機種は電源スイッチにトーンスイッチ
(音質切替機能付きACスイッチ)を使っています。
おそらく、音がらみでPHという名前が付いているのでは?

http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/repair/national-EA-685.html

 

電源トランス:教えて下さい

 投稿者: 中島  投稿日: 2010年08月11日 10:00:34
  中島@愛知です。久しぶりにお邪魔させて頂きます。
先日、National EA-685というラジオ(MT管仕様HiFiスーパーラジオ)を入手しました。時代の割りにボロで、真空管は全て外され、土の塊がたくさん入っておりました。電源トランスだけが欲しくて購入したものです。電源トランスは生きてました。
電源トランスの1次側の表示に「PH」という文字(写真では上側左端)があり、3つのFUSEホルダに繋がっています。この「PH」はどういう意味でしょうか?また、1次側の回路がどうも理解できません。以前に同様の質問をこのホームページで読ませて頂いた気がする(?)のですが、どうしても見つけられません。
もし、お判りになる方が見えましたら、教えて頂けないでしょうか。
※以前に写真を添付させて頂いた時は非常に大きく表示され、皆さんに迷惑だったかなぁと思いました。今回は丁度いいといいのですが・・・。
 

Re:プロシード 2800のバリコン不良

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月09日 14:18:10
  下記に修理体験記を追加しました。
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/bclradio-repair/2800.htm
このバリコンはクーガ115 プロシード2600 2800と使われていて、
よく壊れます。
 

プロシード 2800のバリコン不良

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月08日 16:27:36
  ダイアルを廻しても 周波数が変わらないという2800の修理をしています。
分解してみると バリコンの不良です。
2600も同じ現象が起きますが、困ったものです。

画像で軸が回転しても 内部の羽根が動いていないことがわらると思います。
軸と羽根が固定されていないようです。
代わりのバリコンは昔購入したものがあるのですが、全てが同一ではないので、
組み込みに苦労します。
 

Re:「真空管漫談」

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月08日 01:07:07
  >スキャナーでは十分正確に読み取れなく苦労します。

印刷品位が悪い上に、物資欠乏時代のせいでしょうか、小さな活字でたくさんの
文字数を押し込んでいますね。私も梅田に教えていただいた、e.typistという
OCRを使っていて、新しい本ですとかなりの認識率になりますが、アップロード
された「真空管漫談」ですと認識率はかなり低下するでしょうね。

「IT4]は原本から誤植しているようですね。
 

Re:「真空管漫談」

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月07日 21:59:17
  今晩は
この 話は昔 読んだことがありますが、非常に有用ですね。
皆さんも ぜひ 読んでください。
梅田さん 有り難うございます。
 

Re:「真空管漫談」

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月07日 21:52:51
  大橋さん,
誤植の指摘ありがとうございました。表をもう一度みなおしたところ,
さらに一つ二つ誤植がありましたので,訂正したものをアップしなおして
おきました。
当時は紙質が悪く,スキャナーでは十分正確に読み取れなく苦労します。
参考までに,その1ページの画像を添付しておきます。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:「真空管漫談」

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月07日 20:40:39
  見てきました。P1に以下の記述がありました。

>色々この球について検べてみているが,スクリーン(G24) 電圧の動きは
>シグナルグリッド(G3) 電圧の動きの10%余もあり,スクリーンから入るハ
>ムは中々馬鹿に出来ない様である。この為スクリーン回路のフィルタには相当
>力を入れるべきである。さもないと同調ハムを発生し易い。

今でも参考になりますね。

PS:P3の「別表」内の『IT4』は『1T4』の誤植じゃないでしょうか。
 

「真空管漫談」

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月07日 15:52:59
  新しく開発された6WC5と従来の6A7との比較,12ZDH3Aから6ZDH3Aを作った
N社と他の真空管メーカーとの軋轢など,1949年(昭和24年)前後の真空管を
めぐる肩のこらない話を記した
「真空管漫談」
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/radio/MJ/1949-5/tube-mandan.pdf

「ラジオ温故知新」
にアップしておきました。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:回路図を剥がしてみました

 投稿者: 鈴木@埼玉  投稿日: 2010年08月05日 16:34:12
  岩淵さんこんにちは
回路図をデジカメで撮りましたのでプリントして
ラジオにぶら下げておきます。
今日は暑いのでケースを風呂場にもって行き、汗を流したついでに
洗剤でじゃぶじゃぶ洗いました。
その後錆び落としクリーナーで磨いたのでだいぶ綺麗になりました。
 

Re:回路図を剥がしてみました

 投稿者: 岩渕  投稿日: 2010年08月05日 10:43:11
  皆様、こんにちは
毎日、暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 鈴木様、回路図剥がされたようで、アドバイスが多少でもお役に立った
様でうれしく思います。古い図面なので苦労されたと思います。剥れた図
面は台紙に貼り大切に保管されてください。そのうえで回路図のコピーを
取られて小袋に入れラジオに添付しておくことをお勧めします。
 保管された図面を見なくてもラジオの改修ができますし、そのラジオが
又、次の世代の方に渡っても役に立つと思います
 

回路図を剥がしてみました

 投稿者: 鈴木@埼玉  投稿日: 2010年08月05日 08:53:49
  以前「回路図の剥がしかた」を岩渕さんから投稿いただきながら
毎日暑かったことと、本体の修復にとりかかっていたために
実行できませんでしたが、
意を決して昨日の朝やってみました。

「ドライヤーでシールと筐体の境目から
熱風を当て少しずつ剥がしていく」という方法です。

どうしても剥がれないところが3箇所あり破けてしまいました、
加熱が足りなかったのかもしれません。

回路図の中心部でない部分と、真空管のソケット接続図です
台紙に張ってから欠けた部分を手書きしたので、まあまあと思っています。
アドバイスいただき有難うございました。
 

大正時代の自作ラジオ

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月05日 08:06:07
  古いラジオの話題が出ていますが、5月に長崎県島原にある「島原 音の博物館」を訪問しました。
展示品の目玉の一つに、館長の祖父が自作したラジオと彼が著した本がありました。

http://soundmusiam.cocolog-nifty.com/blog/

日本でまだラジオ放送が開始されていないときに、すでにラジオを自作したマニアがいて
一冊の本を書き残していたことに驚きました。長崎ですと上海からの放送が受信できたそうです。

以下の年表によると、上海での放送開始は、1923/01/23で、JOAKの試験放送開始は、
1925/03/01となっています。

http://nannohidonnahi.sakura.ne.jp/20seiki/1901/07.htm

こんな古い時代にもラジオの魅力にとりつかれた人がいたものですね。
 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 倉島  投稿日: 2010年08月04日 21:55:58
  内尾さん、今晩は。

おっしゃるように、当時の角形コンデンサを分解すると巨大なペーパーコンだったと思います。

また、もう5年以上前になりますが、昭和16年頃の4ペンラジオでナショナルに問い合わせ
たことがありました。お客様サポートから問い合わせしたところ、ラジオ技術部門に確認
したが当時の資料は残っていないとの回答でした。メールの場合は、このお客様サポート
からになるようです。ダメもとで問い合わせしようと思いますが、可能性は低そうです。
 

807の思い出

 投稿者: 上村 元JA3FRH  投稿日: 2010年08月04日 19:24:51
   内尾様 皆様 こんばんわ
私が807と出会ったのは小学生6年の時でした。
その頃は放送クラブに所属していまして校内放送のアンプを操作していました。
運動会や朝礼の拡声器のアンプに807−PPが使われていました。
無知な私たちはボリュウムの適度な操作が分からず807をお釈迦にしてしまいました。
理科の先生がその頃807がいくらだったか分かりませんが少ない予算から交換しておられたのを
記憶しています。二度目に807と出会ったのは高校の時で、これまた放送クラブでした。
ラックタイプの放送設備でビーターを点加し手動でB電圧を印加したものです。
アマチュア無銭クラブにも所属していましたのでトリオTX-88Aに807が使われていました。
50MHzではデップが浅くかろうじて使える状態でした。
確かTX−88Dでは松下がアマチュア無線家に開発された幻の真空管S−2001が使われていました。

http://homepage2.nifty.com/momoyama-radio/

 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月04日 17:06:50
  今日は
当時 ケミコンの使用は非常に珍しかったようです。
昭和16年くらいになると、放送局型123号などで使われるようになりますが、
13年頃だとペーパーコンデンサーの可能性が高いです。
ナショナルのサービスセンター?に回路図が保管されているようなので、メールで問い合わせてみると良いのでは。
この種のサービスに対応してくれるのは 現在ではナショナル(パナソニック)しか無いと思います。
 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月04日 08:40:51
  おはようございます。

>Z−2の回路の特異性も同じ設計者のような気もしてきます。

Z−2のオリジナルの回路図を見てきました。スピーカーを12Aのカソードに
いれたり、26Bのカソードのパスコンがなく、結局、ケミコンはB電源に使われている
だけですね。当時はケミコンをできるだけ使いたくない何かの理由があったのでしょうか。
同じ人が設計したとすると、かなりのアイデアマンではないでしょうか。
 

Re:807及びその類似管

 投稿者: 内尾  投稿日: 2010年08月03日 19:04:23
  梅田さん
ご苦労様でした、大変でしたね、感謝します。
 

807及びその類似管

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月03日 12:46:16
  『受信用真空管ハンドブック』より
「807およびその類似管」
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/radio/tube-handbook/807.pdf

「ラジオ温故知新」
にアップしておきました。
これで,ST管の部は終りました。GT管,MT管の部が残っていますが,
PDFファイルを作成するかどうかは,いまのところ未定です。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 倉島  投稿日: 2010年08月03日 01:38:50
  私もマグネチックに負帰還?とも思っています。これは周波数特性の改善を狙ったのか、
安定動作を狙ったのか確かではありません。
再生検波部を切り離して、大橋さんのシミュレーションのように低周波増幅部だけで入出力
特性を測定してみると面白いかもしれません。(ただ、音響特性は無理なので電気的特性に
なってしまいますが。)
こうなると、Z−2の回路の特異性も同じ設計者のような気もしてきます。
http://www.geocities.jp/kurashima668/Z-2/nationalZ-2.html
これは、新Z−2以上にユニークです。
 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月03日 00:07:22
  >新Z−2に負帰還が使われているのには驚きました。倉島さんのWebによると、このラジオは
>昭和13年(1938年)発売とのことです。こんな古い時代の日本製の機器に負帰還が使われた

昭和16年(1941年)発行の『ラジオ技術教科書』(NHK編)には,1節
(約1ページ半)を費やして「負饋還」の解説が書かれています。
昭和13年はこの本の発行の3年前ですから,「負饋還」に関する知識も
技術者の間には広く知られていたのではないでしょうか。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月02日 23:18:34
  新Z−2に負帰還が使われているのには驚きました。倉島さんのWebによると、このラジオは
昭和13年(1938年)発売とのことです。こんな古い時代の日本製の機器に負帰還が使われた
のに興味を持ち、ネットで調べたら、負帰還増幅器は、1927年にベル研究所の
Harold Stephen Blackが発明し、1934年に有名な「negative feedback amplifier」と言う本を
出版したとのことです。当時、日本はアメリカと戦争状態に入っておらず、アメリカの先進技術情報
も入ってきていたことでしょう。この本は日本にも輸入されてナショナルの開発部門の人も読んでいた
可能性があります。そして、負帰還を実際の商品に使ってみようと、新Z−2に適用したと推測
できます。私としては、マグネチックスピーカーを鳴らすアンプに適用しても「無駄な抵抗」と
思いますが、当時の日本人エンジニアは、果敢にチャレンジしたのでは、と想像を膨らませます。

Harold Stephen Blackについては以下のURLをご参照ください。

http://wpedia.goo.ne.jp/enwiki/Harold_Stephen_Black

負帰還だけでなく、パルス変調についても研究を進めたようで、今日のD級アンプの隆盛も彼の
功績が大きいと思います。
 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 梅田  投稿日: 2010年08月02日 14:12:07
  >負帰還による音質向上を狙ったんでしょうか。マグネチックスピーカーでは音質どころ
>じゃないと思いますが・・・、回路設計の狙いがわかりにくいですね。

マグネチックスピーカーの特性図を添付しておきます。

http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html

 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 大橋一夫  投稿日: 2010年08月01日 23:54:54
  倉島さん、 早速、実機で実験していただきありがとうございました。

>ちなみにトランスの出力を反転すると発振して使いものになりませんでした。

この現象により、原回路のトランスの極性は負帰還になっているのは間違いないですね。
すべて同位相ということからも言えますね。

>12Aにパスコン(10uF)を入れると出力は約38Vppとなり約6倍強となります。

私の前の報告の回路2と3の比較ですから、296mV÷47.63mV= 6.2145倍となり一致してますね。

>26Bの入力V1=0.2Vpp, 同出力V2=1.9Vpp, 12AカソードV3=1.2Vpp, 12A入力V4=2.5Vpp,
12A出力V5=6Vpp

負帰還ということがわかりましたので、以前の投稿の回路3で再度シミュレーションして
みました。76は26Bよりも2割くらいゲインが大きいので、入力を0.16Vppとしました。
その結果、12Aグリッド=2.2Vpp、12Aカソード=1.15Vpp、12Aプレート=3.4Vpp
となりました。プレート側はマグチックスピーカーではなくOPTですので、違った値になって
いると思いますが、グリッドとカソードは倉島さんの測定値に近いと思います。

それにしてもゲインを1/6にも落とすなら、AFTをなくせばコストダウンになるわけで、
負帰還による音質向上を狙ったんでしょうか。マグネチックスピーカーでは音質どころ
じゃないと思いますが・・・、回路設計の狙いがわかりにくいですね。
 

Re:ナショナル新Z-2の回路

 投稿者: 倉島  投稿日: 2010年08月01日 21:18:20
  大橋さん、今晩は。

新Z-2の信号レベルを測定してみました。キャリア周波数1,000kHz、変調400Hzです。
ハムが大きくて測定しにくいので、電源にケミコンを追加して測定しました。
各部の電圧は画像を確認ください。
26Bの入力V1=0.2Vpp, 同出力V2=1.9Vpp, 12AカソードV3=1.2Vpp, 12A入力V4=2.5Vpp,
12A出力V5=6Vpp

波形歪みやハムのため正確な測定ができていません。概略数値とお考え下さい。
また、V1〜V4は全て同位相になっています。V5は約90度前後の位相差です。総利得30dB。
12Aにパスコン(10uF)を入れると出力は約38Vppとなり約6倍強となります。+16dBです。
ちなみにトランスの出力を反転すると発振して使いものになりませんでした。この回路で
負帰還がかかっていると考えられます。12Aのバイアス抵抗の電圧が上がると、トランスの
入力端子間の電圧が下がり、出力が抑制されると考えられないでしょうか。
ただ、まだはっきりしないところもあるので、実験してみると面白そうです。
 

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